魔法少女まどか☆マギカ:何度も間違いを繰り返し、解を探す

Posted at 11/09/23

【魔法少女まどか☆マギカ:何度も間違いを繰り返し、解を探す】

今朝は大分冷え込んでいる。5時過ぎに起きた時にはまだだいぶ曇っていたのだが、7時を過ぎた今では空はほとんど真っ青になった。気温は11.5度まで下がったようで、さすがに寒い。昨夜は『魔法少女まどか☆マギカ』を午前中に6話、午後に7話と8話、寝る前に9話と10話を見て1時過ぎてしまい、頭の中がまどマギ一色になってしまった。5時ごろ目が覚めて、起きた時には腰が痛い。しまったと思う。「寝る前には頭を緩めて休めてから寝る」と言われていたことの全く逆、興奮して考えでいっぱいにしてから寝てしまったのだ。全く何をやっているんだか。下腹に力を入れないと痛む状態に戻ってしまったかと思ったが、その後慎重にいろいろ動いていたらまあ何とかなりそうな感じになってきた。以後気をつけなければいけないな。こうやって何度も同じ失敗をして、ようやく一つのことに気づいたりするのだ。

以後、まど☆マギのネタバレ(ストーリーの核心に関わる記述)がありますのでこれから見る予定の方はご注意ください。以下たたみます。(直接リンクだと意味ないんだけど)

魔法少女まどか☆マギカ 5 【完全生産限定版】 [DVD]
アニプレックス

第10話(第5巻後半)はもう最初から泣きそうになる展開。同じ結末にならないように、ストーリーを何度も生き直し、間違いを繰り返し、出口を探し続ける。解は果たしてあるのか。今までのストーリーでは出て来なかった弓矢。時間の中で迷い続けるほむらは何度も輪廻転生し、成長して行く。それは、同じ間違いを繰り返し、違う解を探し、成長して行く一人の人間と同じ、つまり、大人はみな多かれ少なかれほむらなんだなと思う。

それは例えば教師と同じでもある。生徒が知らない「解」を教師はもう知っている。それを繰り返さないようにしようとしても、生徒はそれに反発し、また同じ間違いが繰り返される。

脇役だと思っていた杏子と謎は握っていてもここまで深くまどかに関わっているとは思っていなかったほむらが話の中でとても存在感が大きいのに驚いた。たった一人だけを救いたい。その思いをこの二人は持っている。ほむらはまどかを、杏子はさやかを。ほむらは自分を愛してくれた、自分を大事にしてくれたまどかのために、時間の迷路の中で解を探し続ける。杏子は自分とことごとく対立してしまうさやかのために、不可能を可能にしようとして失敗する。まさに「汝の敵を愛せ」という彼女の父と同じ生き方を最後に選ぶ。
そして「解」は果たしてあるのか。あと2話、あと1巻。これは全巻大人買いしてもいいくらいの感じではあるが、とにかく冷静に最後まで見ようと思う。

これだけ物語世界にはまるというのは『1Q84』以来、いやアニメの方が直接的な(視覚聴覚を駆使する)メディアであるだけにより深いものがあるかもしれない。

やーまーアレだな。明らかになって行く世界、それは全然予測してなかった展開でもないのだけど、でもそのスケールが想像をはるかに超えている。これでまだあと2話あるということは、いったいどんな展開が待っているのか、ここから先は予測がつかない。

今日は秋分の日。

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday