震災半年後の後片付け

昨日夜上京。昨日は土曜日にしては忙しくて、6時半までてんやわんや。おまけに雨がざあざあ降って来たり。帰ってきて、シャワーを浴びてから齋藤と田中の登板した試合などをスポーツニュースで見て、なんとなく寝る気にならずにローソンに出かけてちょっとデザート的なものを買ってきて食べてから寝た。東京はどうも蒸し暑いし、風呂に入る気がしなくて、日曜に入ればいいやと思ってそのままに。

今朝は朝から部屋の片付け。書類をたくさん置いてあった場所にガラスケースのついた本棚が倒れて大変なことになったのがあの3月11日。あまりに細かい書類が多すぎて手がつけられてなかったのだけど、震災6ヶ月ということでそろそろ何とかしようと徐々に片付ける。しかしいまだに書類の隙間からガラスのかけらが出てきて驚く。怪我をしないようにスリッパを履いてやっているのだけど、痛っと思ってスリッパの中を見たら2ミリほどのガラスのかけらが入っていてびびった。なかなか完全に片付けるのは難しい。やってて面白いのは、数年前に書いた自分のメモや作品の断片が出てくること。６年くらい前に書いた作品を読むとやはり稚拙というか、今ならこうするなと思うところがたくさん出てきて、けっこうそれなりに進歩しているんだと思うとうれしく感じたりもする。また断片的なものや短い詩の形で書いた完成されてないものなどを見ると、これから作る作品の素材にも使えるなと思ったり。そういう意味でいろいろな断片をストックしておくことは後になって思いがけず役に立つことがあるなと思った。

まあつまりこの書類の山は、震災が起こる数年前からこういうごたごたの状態で、それを片付けられなくて困っていたところにガラスが降り注いだということになるわけだ。逆に言えば震災が起こらなかったら片付ける気にすらならなかったかも知れず、手荒くはあるがきっかけ作りという点では自身に感謝しなければならないかもしれないと思った。

今日は９１１から１０年、３１１から半年ということでいろいろな関連番組をやっている。心の傷を負った多くの人に、安らかな日々の訪れることを祈る。