開放的な港の風に吹かれて/出産と創造の女神/鹿野氏が上着を脱いだ
Posted at 11/08/30 PermaLink» Tweet
【開放的な港の風に吹かれて/出産と創造の女神】
昨日。午後から横浜に出かける。ルミネのアフタヌーンティーで友人と待ち合わせし、話し込む。最近スピリチュアル的な話が多いのだけど、いろいろ面白い。友人もなかなか大変なのだなあと思う話も多かった。愚痴というわけではないけど、たましいがフル回転している感じだ。まあそういう時っていうのはあるよねと思うけど。
場所を変えて、ベイクォーターのフラハワイへ。ここはわりと気軽に使えるところだけど、昨日は外で港や運河の風を感じながら話をした。最初は西日が当たってちょっといずらい感じだったけど、日がビルの陰に隠れ、徐々に沈んでいくとすごくすーすーの雰囲気の中でいろいろな話ができた感じがする。ちょっとすーすー過ぎたなとはあとで思ったのだけど。
まあとにかく、私という人間はあまり扉を開けすぎるとろくなことにならないので、その開き加減が大事なのだけど、昨日はあまりにも開放的な港の風に吹かれて、少し扉を開けすぎた感じがする。少し霊的な次元の話し、私自身では手に負えないレベルの話にまともに付き合ってしまったかなと。それだけこちらとしても得るものはあったと思うけど、帰ってから久しぶりに何度も気合を入れなおさないといけない感じになった。自分のしていること、今の自分の正直な実態より口のほうが大きくなってしまうと、それはまずいというセンサーが働く。ちょっとそのセンサーの作動が遅かったかな。まあいろいろ理由はあるのだけど、あの横浜の風が心のいろいろな部分を吹き抜けていったことは間違いないなあと思う。まだまだ無防備にいろいろなものに心の内奥まで風を吹かせるほど自分はしっかりしてないなと思う。こころのインとアウト、昔は本当に境がいい加減でそれで苦労したところはすごくあるのだけど、なんというか十数年のさなぎの期間にそのあたりのところはだいぶしっかり出来てきたとは思うけど、もともと境界が曖昧な人間だから油断するとまずい。
とにかく自分という人間は、何か行動をするのは基本的に作品を通じてにしないとだめなのだ。そういう前提って簡単に崩れてしまうからなあ。でもなんというか、その境界のゆるさも自分という人間の特質の一つなんだなということを久しぶりに思い出した。その境界は作品を作り続けることによる動的でビビッドなものでないといけないなと思う。殻を堅くして身を守るというよりは、ポジショニングで危険から逃れるというか、自分というもののビビッドな可能性をまた改めて感じている。とにかく作品を作っていくこと。
占いをみたら今日の願いをかなえる神様としてギリシャ神話の出産の女神エイレイテュイアが示されていた。出産と万物の具現化のタイミングをはかり創造性をつかさどる女神なのだそうだ。エイレイテュイアという名前がいいし、創作上、作品を生み出しやすくなるといいなと思う。
【鹿野氏が上着を脱いだ】
昨日は民主党代表選。家で途中まで放送を見ていたが、第1回投票で海江田氏と野田氏に絞られたところで家を出た。途中、iPhoneでツイッターをのぞきながら途中経過を気にしていたのだけど、おそらくは野田氏が逆転で選出されるだろうと思っていたらまあそのとおりになった。野田氏の演説は、最初の演説より二回目の決選投票前の演説のほうがよかった気がする。勢いというか迫力は野田氏の方があったし、前原票は野田氏に流れると思われていたからそれは予想通りだが、鹿野氏の票が野田氏に流れたことで大勢が決したようだ。その際、鹿野氏は自分の投票行動を示すのに「上着を脱ぐ」という合図を送ったといい、それが今回の代表選で一番印象に残ったエピソードとなった。今後、語り草になるのは多分この行動だろう。
鹿野という人は今まですごい地味な印象で、1990年代に新進党の党首選で小沢氏と争って負けた印象が強いのだが、今回はある意味借りを返した印象がある。いろいろ聞いていると彼が幹事長に適役なのかもしれないと思うし、まあさてどんなことになるか。
今のところ、野田さんの印象はそんなに悪くない。財務省増税路線ということで批判されがちだが、これはある程度やむをえないと思うし、とにかく震災復興・原発収束にまずは全力を注いでもらいたい。思ったより安定感があるから、あと二年の民主党政権の期限の間は、案外うまくやるかもしれないと思う。とにかく復興のためには腰を据えた政治が必要だろう。まだまだ未知数だが、とにかくがんばってもらいたい。
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