大人のおたく／人生初宮部みゆき／馬上槍試合は続く

【大人のおたく】

昨日は一気に短編を一つ書いたのでなんだか疲れが出た。今日は朝からあまり活発には頭の中が動かず、昨日いただいた感想メールの内容を反芻したりしていた。朝食後、郵便局に行ったり職場に出たりして用事を片付け、部屋に戻ってまたモーニングページを書いたりし、10時前に車で書店に出かけた。土曜日の朝の書店は開店を待つ人たちが10人くらい。開店後マンガ雑誌のところへいってゼロサムを手にしたらアニメ雑誌みたいのをすごい勢いで持っていったおじさんがいた。ウーン、あれが大人のおたくというものだろうか。どう見ても40代後半、いや50代かもしれない。こんな田舎にもそんなレアな人がいるとは、おたく文化の層は厚く裾野は広い。

【人生初宮部みゆき】

	ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)
	宮部みゆき
	角川書店

お勧めいただいた宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー』上中下（角川文庫、2006）を買う。最初中と下はあったが上が見つからず、困ったなと思ったのだが店員に聞いたら上を見つけてきてくれた。ずいぶん大部の小説だ。それにしても宮部みゆきを読む日が来るとは思わなかったなあ。考えてみると、初めて村上春樹を読んだのもネットで勧めていただいたからなのだった。その後、『ねじまき鳥』以降の作品はほとんど全部、以前の作品も『中国行きのスロウボート』とか『ノルウェイの森』は読んだので、食わず嫌いというか自分の目に入らないものでも自分にとって読むべきものはあるんだよなあとは感じている。宮部も少し読み始めたが自分が読みたい系統の文章と違うのでなかなかなじまないところがあるのだが、そのうち何とかなってきそうではあるなと思う。

【馬上槍試合は続く】

	Comic ZERO-SUM (コミック ゼロサム) 2011年 10月号
	一迅社

最近マンガの感想をあまり書かないが、今月のランドリオールはもう爆笑しながら読んだ。ワイアットのくだりはなあんだということでちょっと残念だったが、真打のカイルがティティとともに登場し、話がどんどん変な方向へいっていて可笑しくて仕方がない。花冠の乙女の話題になったところへディアが登場し、期待はいやがうえにも…というところでまた次月。もう待ちきれない。（笑）わたしはやっぱりこういう話が好きだなあと思う。