リネンのシャツ/残り美

Posted at 11/06/25

【リネンのシャツ】

昨日はどわっと疲れが出て、12時前に寝たのに今朝起きたら7時半になっていた。いろいろ予定が思うようにいかなくなってしまったが、当初の計画をいろいろと変更してまあ何とかできるように。というか、今日は午前中モーニングページにしろブログにしろ書くものを書いてから出かけようと思っていたのだけど、9時半過ぎに出かけて早めに戻ることにした。国道を飛ばしてユニクロに行って、先日買い忘れた白いシャツを探す。オックスフォードのボタンダウンとリネンの普通の襟のものがあったが、今日はリネンのものにした。先日買ったジーンズに合う感じがする。まあユニクロは安いしセンスが基本的に自分の求めているものと同じ方向のものが多いので、買い物をしていてい楽しい。これで中国製じゃなかったらなーと思うのだけど、まあしょうがない。

ぶわっと行ってぶわっと帰ってきたら10時20分。土曜だから道も混んでるんじゃないかなと思ったけど、国道も比較的空いていて、いつもは渋滞しがちな霧ケ峰に上る交差点も待っている車がゼロでそのまますっとばせた。流れがいいというのはこういうことだなと思う。すーすー。帰ってきて鏡の前で合わせてみるとどんぴしゃり。思っていたイメージになった。下にピンクのタンクトップを合わせるとリネンの生地の下から透けてちょうどいい感じだ。よしよし。

【残り美】

夢の中でいろいろなイメージが去来する。いろいろ本を買っても、結局自分の中にあるイメージをどのようにして外に出してくるかが一番の問題。何か仕入れるものがあるとすれば、イメージを仕入れて来ることで、それがしばらくのあいだ自分の中にあるうちに一つのものに結晶して行く。そういう感じ。

誰かの作品で読みたいもの、見たいものというのは、結局自分の中にあるイメージを作品にした人だなと思う。バルテュスもそうだし、村上春樹に魅かれるのも結局そういうことなんだなと思う。好きとか嫌いとかではなく、何を見るかということが大事。彼と同じようなもの、似たようなものよく似た主張のようなものを書こうとは全然思わないが、物の見方とか、自分の中にある対象への迫り方のようなものには興味がある。

画家とか作家ならまだ自分の中にあるものを書けるからいいと思うのだけど、写真家は外にあるものをとらえて内的な何かを表現するわけだからこれは本当にすごいと思う。それができるのがドアノーだと思った。まあ知らないだけで他にもそういう写真家はいるのかもしれないけど。

緩む引き締める出いえばどうもまだ緩む過程。さて新しい作品に取り組みましょうという感じにはならないな。まだ新しいアイディアを出そうとか、そういう気持にもならない。何かを取り入れたいかと言うとそうでもない。

むしろ吐き出した残りの残り火(残り美)のようなもので、ちょっとした小品が書けるのかもしれない。そんな感じで考えてみるといいのかもしれないな。

そんなことを思う梅雨の晴れ間の土曜日。

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Title background photography
by Luke Peterson

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