よいものが受け入れられることもあるんだと思うと嬉しくなる

Posted at 11/05/29

昨日。書き始めた小説のイメージを広げたり深めたりするために、意識無意識総動員していろいろやっている感じ。浮かんだものもすぐには使えない感じのものが多くて、発想を活発にしようとするとどうしても変なこともたくさん浮かんでくる。それをこのブログに書いていると面白いかと思ったのだけど、なかなかそうは行かないな。こういうブログ的な文章と違って創作的な言葉というのは一つ一つの言葉にちゃんと力がないといけないし、また力を持たせるためにちゃんと構造を持たせないといけない。一発芸で成り立つ言葉はそうはない。

出す方も活性化するけど入れる方もすごく活性化して、いろいろなものに関心を持ってしまう。持ってしまうというか、普段でも関心は持つようにしているのだけどやはりどこか義務的なんだろうな。ものを作るというのは湯水のように資源を使うということでもあって、心の中にストックしてあるものだけでは到底足りない。それは具体的な何かというより、感動とか心が動いたこととか微妙にほんわりしたりじんわりしたこととか、そういうこころに関することが資源になる。昨日はついネットで気になることをいろいろ検索したり、たまたまつけたテレビをじっくり見たりした。

ポリリズム
Perfume
徳間ジャパンコミュニケーションズ

きのうつい一生懸命見てしまったのがカウントダウンTVなのだが、その中で一番印象に残ったのはPerfumeだった。私は『ポリリズム』を歌っているテクノポップアイドルユニットという印象しかなかったが、ウィキペディアで調べてみるとまだ22~3歳なのに10年のキャリアがあって、テクノ路線にしたのもメジャーデビューのころで、それには中田ヤスタカという31歳の音楽プロデューサーが大きく関わっていることとか、アイドルにしてはカッコよすぎる曲だ事務所が反対したのを中田が押し切ってヒットにつなげたとか、いろいろ感動する話があった。それで今朝YouTubeでいろいろ見て、やっぱり『レイザービーム』とかすごくカッコよかったし、AKB48みたいに政治的な煽り戦略の企画で成功しているグループもあるがそれ自体のユニット、あるいは企画としての完成度を上げていく、アヴァンな要素を恐れずに取り入れていくことで成功しているこのグループの方が私はすごく好きだし、何よりこういうグループが成功していることにすごく勇気付けられる思いがした。音楽の、特にアイドルのような大衆的要素が求められるステージでも、よいものを作って認められることがあるんだということは嬉しいことだと思う。

レーザービーム/微かなカオリ(通常盤)
Perfume
徳間ジャパンコミュニケーションズ

きのうは夜更かしして今朝は起きたのが7時過ぎ。午前中に散髪に行って、そのあと少しだけ小説を進めた。といっても清書が中心だったのだけど。書き出しをもう少し膨らませるか、それともストーリーにそって先に話を進めるか、少し迷っている。

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