真っ黒な真鯉ばかりなのだけど/鏡を見て驚いた
Posted at 11/05/21 PermaLink» Tweet
【真っ黒な真鯉ばかりなのだけど】
昨日、仕事の前に綿半(ホームセンター)に行って鯉の餌を買う。思いついて姿見もほしいと思ったのだけど、いまいち思うのがなかったのでこちらは買わず。冬のあいだは動きがなかった鯉たちも、ここ一月ほどずいぶん活発に動くようになってきている。特にこの二三日は信州でも朝夕でもストーブが要らないくらいには暖かくなってきて、今日などは日向を歩くと暑いくらい。高校生は半袖で歩いている子が多い。ちなみにこの近辺は私服の学校が多いのだが。鯉もここ二三日は私が池の側に近づくとそれだけで餌を求めて集まってくる。冬のあいだは全然無反応だったのに比べると可笑しいくらいだ。コップに半分、鯉の餌を撒くと、池の鯉は真っ黒な真鯉ばかりなのだけど、みんなそれなりに大きくなっていて、盛んに餌を奪い合っている。
この鯉たちは父が生きているときに父の従兄弟の人から行き場がないからもらってくれないかと言われてもらってきたもので、それまで家の前の池は何もおらずただの水溜まりに近くなっていたのだけど、それ以来立派に池っぽくなっている。家の前を通る小学生たちがときどき庭に入ってきて勝手に鯉をのぞいていたりする。台所でご飯を食べていても(ダイニングキッチンと言うよりは台所なのだ私の実家は)池で鯉が跳ねる音がするときがある。生き物を飼うのは、子どもの頃雑種の犬を叔父が拾ってきて以来のことだが、まあ餌をやる以外に面倒は全然見ていないけど、生き物がいるというのはそう悪いことではないなと思う。
真っ黒な鯉ばかりというのもいかにも地味だが、最近ではなんというか味がある気がしてきている。父がもらってきたのはいつごろだろう。多分2007年か8年、もっと前だろうか。8年としてももう3年、それ以上生きているわけだ。最初何匹いたのか覚えていないが、今では7匹の鯉がそう広くない池で泳いでいる。鯉がいると水がきれいになるというけど、実際いつもよどんでいた池は、池らしく澄んだ水になっている。
水ぬるむ池の真鯉の黒き影
【鏡を見て驚いた】
一度家に帰ってきて自分の部屋を見渡すと、ホームセンターにあった鏡が案外あうのではないかと思い直し、もう一度出かけた。ホームセンターにあったのは壁に立てかける一枚板の物ではフレームがピンクのものとライトグリーンのものしかなく、どちらもいまいちだと思った。キャスターがついて角度を調整できるタイプの鏡はどうも部屋に合わない気がして買わなかったのだけど、帰ってきて部屋を見回してみたら案外あうのではないかと思い直したのだ。
職場に出る時間が近づいていたのでとりあえず買って家には戻らず、そのまま職場に出て車の中に乗せたままにしておいた。昨日は仕事が比較的暇で、早めに職場を出て自室に鏡を運び入れ、でも食事と入浴を済ませたらもう動く力が残っていなかったのでそのままにして寝た。
朝起きて、モーニングページを書いていて、思いついて鏡を組み立て始める。十分機能は果たすもののアイリスオーヤマの1980円の製品だからか、なかなかパイプがうまくはまらなかったりしたのだけど、とりあえず無事に組み立てられた。自分の姿を鏡に映してみる。もともと、姿見を買おうと思ったのは、昨日道を歩いていて自分のシャツとズボンの色がいまいちマッチしていないと言うことに気がついたからだ。東京では洋服ダンスの内側についている鏡で上下が確認できるのだけど、こちらにはちょうどいい鏡がなくて、自分の姿を確認する習慣がなくなっていたから、それはあまりよくないなと思い、鏡を買いに行ったわけだ。こちらに来るようになってからもう8年くらいたつわけで、そういう意味では信州ではほとんど見かけに無頓着だったわけで、どうも私らしくなかったなと思う。私はもともと、かなり見かけを気にするたちなのだ。
自分の姿を映してみて、自分の姿を確認。自分がどう見えるかをいろいろ立ち位置を変えて確かめてみる。眼鏡をとって顔を確認。どうも目の下の隈が疲れた感じを大いに盛り上げていて顔の印象を暗くしている。ファンデを塗るのでなければ眼鏡はとりあえず取らない方がいい感じだ。化粧男子になる気は今のところないので。どうも自分の見え方が気になったので、上半身脱いでみて、自分の身体の軸が妙に傾いていることに気づく。腰から下がまっすぐ立っているのに、腰から上が左に傾いていて、左肩が上がり右肩が下がっている。すごい歪みだ。最近ずっと左肩が子って、左腕が上がらない感じになっていたのだけど、これだけ歪んでいたら当たり前だとびっくりしてしまった。やはり鏡は見たほうがいい。見かけをよくするだけでなく、自分の身体の状態を知るためにも。
バルテュスを読みつづけている。
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