お腹が空いていたから／バルテュスを読みながら

【お腹が空いていたから／バルテュスを読みながら】

昨日から今日にかけて、いろいろとマイナスの思いにとらわれてしまって、うまく抜け出せない状態が続いていた。今日、お昼ご飯を割としっかり食べたらかなり元気が回復したので、なんだお腹が空いていたからだったのか、と思う。ここのところ胃の調子があまりよくなくて、食べるのを少し控えていた。以前から、食べるのを控えめにすると精神状態がよくなくなることがあって、食べることに依存しているんだなあと思う。自分の問題点がいろいろ見えて来るのは悪いことではないが、本当に自分がもう真っ黒になってしまっているような感覚に陥るのは行き過ぎだと思う。

	バルテュス、自身を語る
	河出書房新社

『バルテュス、自身を語る』を読んでいる。話の内容が美しい。何冊かの本と一緒に読んでいるうちにまどろんでいたのだが、目が覚めたときに小説の主人公のイメージがやって来た。10枚程度のものを書いてみたが、まだ全体像が分からない。でも、バルテュスを読んで行くうちに、イメージが育って行きそうだ。こういう読書の仕方も楽しい感じがする。