お茶漬けを食べる/電子書籍の未来は

Posted at 11/05/04

時間がないので手短かに。あとでまた更新するかも。きのうは何をやってたんだろうなあ。文章を書いている時間はかなり長かった。少しアイディアが出てきたので小説を断片的に書いたり。作品になるかは分からないが。でもこうして少しずつでも、完成しなくても、とにかくフィクションを書き続けていることが大事な気がする。もともとお話を作るのは好きだったのだから、そういうことを思い出しながら。

そう、午後はわりと早めに出た。お昼を外で食べるというのが目標だったから。それでも1時過ぎにはなったので、まず日本橋へ。コレドの地下のゑんで鯛茶漬け。何か最近こってきたな。でも胡麻だれを全部ご飯に乗せたのは失敗だった。ちょっと濃すぎた。一番いいところを探さないと。それでも鯛の刺身をごはんに乗せ、あたたかいだしをかけてほんのり白くなったところを食べるのは美味しい。家でもやろうと思えば出来ないことではないけど。

ききみみ図鑑 (ビームコミックス)
宮田紘次
エンターブレイン

丸善に行ったが結局何も買わずに駅に戻って銀座線に乗り、三越前で半蔵門線に乗り換えて神保町に出る。自然食品店をのぞいたりグランデの地下やブックマートの3階を物色したが結局何も買わず。新御茶ノ水に歩いてがいあプロジェクトでパンと四つ葉バター(有塩)を買った。ここで売っているのは簡易包装っぽい白いケースのもので、他のところより多少安い気がした。千代田線に乗って大手町に出、新丸ビルまで歩いて成城石井で夕食のパスタとサラダ、それにリッタースポーツを買って丸善へ。ほしいものはなかなか見つけられなかったが、結局なんとなく気になり続けていた宮田紘次『ききみみ図鑑』(エンターブレイン、2010)を買った。音楽をめぐる話たち。音楽が本当に好きなんだなあという感じがして読んでいて気持ちいい。

出版大崩壊 (文春新書)
山田順
文藝春秋

帰ってきて夜は山田順『出版大崩壊』を読み、読了。この本、面白いことは面白いのだけど後の方になるとやはり編集者的な見方が強くなってきて、電子書籍の今後の見通しについてすごく悲観的な感じになっている。確かに出版・編集の業態は今のままというわけには行かないだろうけど、そこで新しい何かを仕掛けようとかそういう意欲はもっとあっていい気がする。電子出版にいろいろチャレンジして見たけどやっぱりダメなんじゃないか、という感じのことを言っているけど、言われていることを一通りやってみたという感じで新たな可能性を開拓しようというスタンスがあまり感じられない。いずれにしても、かなりチャレンジングなことをやらないと新たな世界は開けないということを逆説的に証明しているのかも知れない。ただ、もう少しいま起こっている現象を面白がった方が先に光が見えやすいんじゃないかという気はした。

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