lPad2熱が上がったり下がったり

Posted at 11/05/01 Comment(2)»

モーニングページを書いていたら99冊目のノートが終わり、ついに№100に。ずいぶん書いてきたものだなと思う。№100は心して創作関係のことから書き始めた。

考え事をしながら、強い雨と強風の中でかける。ふと思いついたことがあって携帯で自分宛にメールを送ろうとしたら携帯がない。腕時計のこともあるのでどこかで落としたのかもしれないとあわてて自宅に戻ったら充電器の上にあった。何をやっていることやら。

出版大崩壊 (文春新書)
山田順
文藝春秋

iPad2がほしいなと思って銀座に出かけ、アップルストアに行ったが今日はもう手に入らないようだった。どうも何だかなあと思って隣の教文館で本を物色。目に付いた山田順『出版大崩壊 電子書籍の罠』(文春新書、2011)を立ち読み。読んでいるうちに面白くなったので買って、四階に上がる。エインカレムで聖母子像のイコンのようなものがきれいなのがあったので買って、ついでに月の顔の柄がついたペーパーナイフとカメオのような彫刻の手鏡がきれいだったので買った。なんか宝箱の中身みたいだな。カフェに行ったらもうすぐ閉まるけど7時半までいていいよといわれてカフェオレを飲みながら『出版大崩壊』を読んだ。これは電子書籍の普及による近未来世界を佐々木俊尚のようにユートピア的に捕らえずディストピア的にとらえている。描写自体は佐々木とほぼ重なるのに同じ事態を暗黒面からとらえている感じでこの二つを両方読んでみてさてどっちがより実態に近くなるのかなという感じで読めばいいんじゃないかと思った。まだ56/253ページ。

しかしまあiPad2を買うぞ!熱は一気に冷めた(笑)。まあしばらくしたら買うかもしれないけど、わざわざ銀座のアップルストアまで来てかえるかどうか分からない商品というものは、マニアならともかく一般に電子書籍を普及する切り札になるとはとてもいえないんじゃないか。家の裏のヤマダ電機とかでいつ行っても買えるものにならなければ、ビジネスになるほど電子書籍の端末として機能するとは思えない。まだまだこれからの話なんだなと思う。

電撃結婚への道
藤本チカコ
PHP研究所

少し7時を過ぎたのでカフェを出て、2階に行ってからそういえば買いたいと思っていたものがあったと思って探したらあった。藤本チカコ『電撃結婚への道』(PHP研究所、2011)。これも『四十婚』と同じく四十代女子の結婚ストーリー。まだぱらぱらだが面白そうだ。

それから松屋に行ってなんとなくお弁当屋さんを冷やかし、美味しそうだなと思ったのが20パーセントオフになっていたので買った。それから明日の朝のパンがないなと思ってアンデルセンでブールを買う。帰ってきてお茶を入れてお弁当を食べたらこれが驚くほど美味しい。びっくりして店の名を見たらなんと「りょくけん」だった。『美味しんぼ』で驚きの味として紹介されていたあの緑健トマトのりょくけんだったのだ。まあそりゃうまいはずだと思う。完全に偶然なんだけど、いいこともあってよかったなと思った。

"lPad2熱が上がったり下がったり"へのコメント

CommentData » Posted by 藤本チカコ at 11/05/02

お買い上げありがとうございます!『電撃結婚への道』著者です。
何せ初めての出版物、読まれた方の感想が気になって気になって…。
ネットで検索をかけてたどりつきました。もしよろしければぜひ、
読後の率直なご感想もお聞かせ下さいませ。男性の方のご意見は、
特に興味がありますので…(本当はハスキー犬旦那の生態ネタを
メインに展開したかったのですが、ラフを見せた時点で編集部の
方に「恋愛と結婚話の方が面白い」と却下され、今の形になった
次第で。旦那ネタは知り合いの男性にウケが良かったのです。
今のネタは果たして男性にはどう映るのか?)。
どうかよろしくお願いいたします〜。

CommentData » Posted by kous37 at 11/05/03

>藤本チカコさん
わぁ!ありがとうございます。
大変面白く読ませていただきました。感想は5月2日のブログに簡単に書かせていただきました。私も48歳で、一度離婚を経験し、今はシングル(幸い?子どもはありません)で、次の機会を狙って(笑)いるところですが、なかなか。まあそれなりにいろいろあるわけで、真剣に考えると御著書を読んでいてもイタいところは一杯あるわけですが、まあだからこそ身につまされたと言うか、面白かったなと思いました。過去の失敗(親御さんの借金はチカコさんの失敗ではありませんが)を乗り越えることはやはりそう簡単ではないなあと思いますが、そこを必死の思いで乗り越えてこそ新たな展開があるんだなあとしみじみいたしました。またそれを乗り越えてこそ深い絆が結ばれるんだなと。うーん。
男のプライドの問題とか、女の自分磨き=おひとりさまへの道とか、すごくよく分かります。また、近い友人に多額の借金を抱えたケースもあり、いずこも同じ秋の夕暮れ、の感を抱きました。
あんまりイタいので感想にはかなりヌルめに書いたのですが、よろしければtwitterのメッセ-ジなどにメアドをお送りいただければまた感想をお送りしたいと思います。
いずれにしても、とてもよくできているし面白かったです。この一作で旦那さんの世話に専念すると言わず、ぜひ次回作をお願いします。

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