ディートリッヒとかアントワネットとかトトロとか佑ちゃんとか

Posted at 11/04/17

昨日。7時前の特急で帰京。帰りに地元のツタヤで『となりのトトロ』でも借りようと立ち寄ったが貸し出し中だったので、ふと目に付いたレンタル落ちのDVD、マレーネ・ディートリヒ主演、ビリー・ワイルダー監督、原作アガサ・クリスティの『情婦』を買った。1950年代の映画はいいなあ。イギリス的な登場人物がその世界をつくる中、引き裂くように現れるドイツ女・ディートリッヒ。この雰囲気の作り方がオーソドックスで、いいなあと思った。眠くなって最後まで見てないのだが、これは最後まで見られそうな映画だ。

情婦 [DVD]
ビリー・ワイルダー監督作品
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

昨夜は2時までこれを見て入浴して寝たのだが、朝起きたら8時前だった。朝からプリキュアを見たり。『日曜美術館』ではヴィジェ・ルブランとダヴィドというマリ・アントワネットを描いた二人の画家を取り上げていた。ダヴィドは革命の流れに乗って革命の記録画家となり、ナポレオンの肖像画家として位人身を極めたがナポレオン失脚とともに亡命、七月革命まで生き残ることが出来ず客死。ヴィジェは革命勃発とともに娘を連れて亡命生活に入るが、ナポレオン政権が安定してきた1802年に帰国し、7月革命後の1842年まで生きる。ヴィジェという人はいままであまりまともに認識したことがなかったが、自分の美意識を貫く強さ、対象にのめり込むのではなく対象とコミュニケートする描き方、に感銘を受ける。たしか彼女の作品、西洋美術館にもあったはず。自分の中で彼女の作品がちゃんと位置づけられてよかった。収穫。

となりのトトロ [DVD]
宮崎駿監督作品
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

10時ごろ散歩に出かけて、ついでにアリオ北砂に行って昼食の買い物など。帰ってきてやはり『トトロ』が見たくなり、別のツタヤ(こちらの方が近い)に行って一つだけ残っていたトトロを借りる。その後、半分くらいトトロを見て昼食を取ってから何か書こうとPCを立ち上げツイッターを見たら斎藤佑樹の登板試合がはじまっていることを知り、テレビをザッピングしたらテレ朝で中継があることを知って見ていた。中継は終わってしまったがいまのところ8回裏で8-4でファイターズがリードしていて、斎藤は5回まで投げたのでこのまま行けば初勝利になるし、今年の新人の初勝利でもある。何とか抑えてほしいものだ。

創作のことについていろいろ考えてはいるのだけど、今は少しあまり難しく考えずに行こうという感じになっていて、まずはいろいろなものを吸収したいという方向に来ているようだ。DVDを二枚並行して見ようというこの感じ自体が珍しい。ただ、やるべきことをやろう、人のためにも自分のためにも、ということに変化はない。

と書いているうちに試合終了、斎藤佑樹初先発初勝利。確かに何か持ってるといえるかもしれないなあ。頑張ってほしい。

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Title background photography
by Luke Peterson

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