あらすじを書く/『進撃の巨人』第4巻

Posted at 11/04/08

昨日。11月に書きあげ、その後何度か書きなおし、数人の人に読んでもらった小説を、日本ファンタジーノベル大賞に応募することにし、そのあらすじを書いていた。A4で40字30行、126枚の小説を原稿用紙5枚程度のあらすじにまとめるのは最初は骨が折れたが、いちど読み直して15枚くらいにまとめてみた。ここ3カ月ほどは目を通していなかったので、新鮮な気持ちで読むことができたし、また読み直しながら直した方がいいところなども目について、結構それなりに手を入れた。一度まとめてみると、もっと簡単に要点をまとめるような感じで短くできて、5枚強にまとめることができた。自分の書いたものをまとめるというのはなかなか難しいなと思う。論文などなら書いた意図の骨子をまとめて行けばいいけれども、小説は伏線とかをどう表現するかとか、ストーリーが重要なのかそれともキャラクター紹介が重要なのかとかいろいろ考えさせられた。主人公のキャラクターの設定はまず一番大事だなと書きながら思う。自分が書いた作品だから自分の中では当たり前になってしまっていることを結構詳しく紹介しなければならないわけで、やはりこれだけ時間を置いたから何とか書けたということもあるかもしれない。また事前にもう少し多めの人に読んでもらっていればどういう内容か紹介する中で説明に適した言葉が出てきたかもしれないなと思う。今後に生かせることかもしれない。

昨日はそういうことをやっていてかなり充実したのだが、今朝はそれを郵送する準備をしながら、あらすじを再チェックした。再チェックするうちに「てにをは」が気になりだし、あらすじを見直したあとで結局本文もほとんど見なおすことに。それでも完璧には自信がない。普段いかに助詞を適当に使っているかと痛感する。「学校へ行く」と「学校に行く」とか、微妙なニュアンスとかあって前者が普通だろうが後者の方の表現を私はしがちなので、意味だけでなく読みやすさとか気持ちよさとかを考えながら取りあえずこうかなと思うようにした。しかしこれはかなり疲労困憊する作業。全部見なおしたあとでプリントアウト。途中で用紙が変わってしまって10枚ほど刷り直したり。穴をあけて紐で綴じて完成。封筒に表書きして原稿を入れ、糊でとめてさらにセロテープを貼る。ようやく一息つき、郵便局に持って行って、簡易書留にするか迷ったが、出版社側の手間を考えて普通郵便で出した。580円かあ。なかなかの重量だ。

お願いしますと窓口に出し、お金を払って帰る。ようやく自分の手を離れた。書き始めてからで言えばほぼ半年。あとはどうか編集者と選考委員の目にとまりますようにと言うだけだが、今日は友引。この小説が編集者も読者も、たくさんの友達を連れて来てくれるといいな、という日であった。このブログで受賞の報告をできるといいなと思う。パン、パン!(柏手)

気がつくと腕時計が止まっている。電池が切れたようだ。帰りに時計屋により、電池を入れてもらう。セイコーの直営のような店なので、信頼できる。時計を預けてあとで取りに来るつもりだったが、その場でやってもらうことになったので思ったより時間がかかってしまった。そのあと石鹸を買おうと思ってデイリーヤマザキへ行ったら工事中で買えなかった。

進撃の巨人(4) (少年マガジンコミックス)
諌山 創
講談社

昼食後休憩して、気分転換に少し離れたローソンまで車で行く。石鹸を買おうとしたがなかった。しかし雑誌の本棚を見ると諌山創『進撃の巨人』の第4巻が出ていたので即買った。この巻は初めて表紙が巨人でなく、ミカサやエレンたちになっている。巨人たちがこの巨大な災害の暗喩なのではないかという予言的妄想に取りつかれそうになる。家に帰ってから読もう。

車を少し走らせてドラッグストアで石鹸を買った。3個で126円。その割にはガソリンを使った買い物になった。

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