ムバラク退陣を歓迎するオバマのいやな感じ/雪を捨てに三往復/ユーミンの曲の色彩

Posted at 11/02/12

昨日。いんやあもう、一日中雪が降り続いた。これだけ降るのは今年初めてだし、これだけ降ったのはここ数年記憶にない。気象台は19センチといっているが、実際には30センチ近く積もったのではないか。昨日は何度も雪かきをしたけど結局その上に降り積もってしまってやるだけ無駄的な感じ。それでも人が歩いたり車が通ったりするためには書いておかないわけには行かない。でも夜にはもうやめた。朝になってからやろうと。

今朝は6時起床。いろいろ考えながらモーニングページを書く。外で雪かきの音が聞こえてくる。バロックを聞いていて、7時になってニュースになったらムバラク辞任の一報。ついに辞任したか。しかしそのあとのオバマの声明を聞いてなんとなくいやな感じになった。アメリカはさんざんムバラクを利用したのになあ。サダト暗殺以来30年。曲がりなりにも中東に安定をもたらしてきたのはムバラクの功績だろう。それを独裁者は去ったと弊履のごとく切り捨てるアメリカの態度がなんだか仁義を欠いている感じがする。エジプト人にとっては抑圧者が去ったということで喜ぶのはわかるけれども、目がよい方に出るかどうかはまだわからない。

半になってから、駐車場の雪をかいて、また自宅前の道路の雪をかく。朝食後、職場の前の私道の雪かきに。職場は私道の奥の狭い小路にあるのだが、その小路の雪を積む場所がないので、積んで捨てに行かなければならない。軽自動車の後部座席を倒し、ブルーシートを敷く。まずガソリンを入れに行き、私道にバックして入って雪を積んだ。諏訪湖の近くに工場の跡地の雪捨て場があり、そこまで三往復する。雪捨て場はまだ十分雪が詰める感じで、捨て放題という感じだったが、私が雪を降ろしているときにも何台か軽トラックが来て雪を捨てていった。3往復したらさすがに疲れたが、小路の雪はほとんどなくなった。日月は私が信州にいないので、今日中に片付けておきたいと思ったのだ。昨日から相当雪かきをしているのだが、さすがに疲れたけど足腰に支障は出ていないのでありがたい。マッチョになったらいいのだがさすがにそれは無理そう。一年に一度くらいなら雪かきもいいが、もう降らないでくれればいいのだが。

文藝春秋 2011年 03月号 [雑誌]
文藝春秋

『文藝春秋』3月号を読んでいる。もともと「苦役列車」と芥川賞の選評を読むために買ったのだけど、ユーミンの記事とか齋藤佑樹の記事とかが面白くて結構読んでしまった。ユーミンの記事については結構ツイッターでつぶやいたけど、彼女は多摩美の出身で、曲を書くときも絵を描くように作っているというのはちょっとびっくりした。メロディーは形、詞は構図、コードは色彩。「ドミソ(C)がはっきりとしたオレンジ色だとしたら、シというメジャーセブンの音を加えると、もっと白っぽい、桃色みたいな音になる。……曲というのは、色彩が流れていく経過がすべてといってもいいくらい。自分の特徴は中間色にあると思います。」なるほどそういうとらえ方があるのかと。「ルージュの伝言」とかはそうすると相当原色っぽい歌だよなあと思う。

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday