確かな世界があることが感じられるものが好きだ/ないということを確認することに意味がある
Posted at 10/12/19 PermaLink» Tweet
昨日帰京。昨日帰ってきてPCの電源を入れたらモニタが死んでて夜ネットに接続できなかったのが、なんだか妙に落ち込んだ。全体にテンションが落ちているのか、普段だったらどうということでもないのにそういうことにショックを覚える。今朝は今朝でパンを焼こうとしたらオーブントースターの電熱線に右手の甲が触れて皮膚を焼いてしまった。さっきテレビを見ていたら無意識にむしってしまったのか、皮がむけた。気をつけなければ。ひりひりする。
ゴーマニズム宣言SPECIAL 新天皇論 | |
小林よしのり | |
小学館 |
昨日帰りに文教堂で立ち読みしたら、『公募ガイド』が童話の書き方特集をやっていたので買ってみた。それから、SAPIOを立ち読みしたら小林よしのり『新天皇論』がでていたのでこれも買った。でも両方とも、今本当に詠みたいものというわけではないんだよな。本当に読みたいものが買えないというのが微妙な感じ。というか、何を読みたいのかよく分からないし、分からないから買えないわけで、まあつまり気分的な負のスパイラルとでも言えばいいのか。仕方ないので、寝る前は永井豪の描いたダンテの『神曲』の地獄篇を読んで寝た。私にとって、『地獄篇』はわりとこういうときに読むと元気がでる本。恐ろしい内容ではあるが、その彼方に信じているもの、確かな世界があるというのが感じられるから、好きなんだと思う。私の好みは、やはりそういうもののある作品で、自分が書けるのもやはりそういうものなのかもしれないと今では思っている。
ダンテ神曲 (上) (講談社漫画文庫) | |
永井 豪 | |
コミックス |
そのせいか今日はぐっすり寝てしまい、久しぶりに8時間以上寝て、起きたら10時前だった。モーニングページを書いてからモニタを買いに行く。裏のヤマダ電機に行って見るがモニタ単品はなく、アリオ北砂まで歩いてノジマ電機をのぞいたら、1万5千円ほどで20型のモニタがあったので購入して持ち帰った。接続してみて最初はいろいろうまく行かなかったが、何度か試行錯誤しているうちに大体思い通りに使えるようになって来た。数年前の頭で、モニタといえば5万円くらい、と思っていたから得をした気分だが、実際3万円台のノートやモニタつきで5万円台のデスクトップもあるわけで、こういうものはもう本当に安いなと思う。
今日は小説の読み直しをやろうと思っていたのだけど、なかなか進まない。まだ半分くらいというところか。ブログを書いたらまた続きをやろうと思う。
2011年 マークスダイアリー【A6変型・バーチカル】ジュルネ・ド・パリ/ブラック(AV) | |
マークス | |
マークス |
夜6時ごろになって出かける気になり、大手町の丸善に行った。来年のスケジュール帳を、マークスの黒い「AGENDA DE TOUS LES JOURS」を買ってあったのだが、どうも色が気に入らず、でももう年の瀬も押し詰まってもう使うか買いなおすかしなければと思っていたので、手帳売り場でマークスのほかの手帳を見たが、自分が買ったものが他のものと比べると案外悪くないんじゃないかという気がしてきて、結局買わなかった。自分の持っているものが他のものと比べてみると案外わるくない、ということは私にはときどきある。水嶋ヒロの小説を立ち読みしてみようかと思ったのに在庫が切れているらしく読めなかった。アマゾンではさんざんの評価だが、実際はどうなんだろう。いろいろ物色はしたが、結局何も買わないで帰ってきた。成城石井で夕食を買って帰宅。
坂の上の雲 全8巻セット (新装版) (文春文庫) | |
司馬遼太郎 | |
文藝春秋 |
帰ってきて『坂の上の雲』を見る。開戦前夜。ニコライ二世の日本側に譲歩する内容の電文を極東総督アレクセーエフが握りつぶしたために開戦に至った、という話は、原作にあったっけな。阿部寛は豪傑的な場面ばかり出てくるが、今日は家の中で家長として振舞っているところがよかったなと思う。私は香川照之なんかより阿部寛の方が好きなんだよな。香川の方が演技が深いと言う意見はあろうがああいうことは出来そうな気が私はするんだけど、阿部のような体格と顔立ちは真似できないし、あのダーっとした演技には痺れる。はらわたがない江戸っ子のような演技。コクを求める関西人好みではなかろうが、私は阿部の芝居が好きだ。菅野美穂の演じる律は相変わらず報われにくい愛の注ぎ方。先週までは兄に、今週は順に。うーん。
NHKスペシャル『私たちは原爆を作った』は、今録画しているので時間があるときに見ようかと思っている。
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