忙しいと仕事が集まる/『元気になれそう』/ジョン・レノンの死
Posted at 10/12/08 PermaLink» Comment(2)» Tweet
忙しい時に限って次々に用事が舞い込む、というのはマーフィーの法則だったか。最近そういうことがいろいろ起こっているのはまあ、年末というせいもあるだろう。なんとか午前中くらいは小説を書く時間に取りたいのだが、午前中にやらなければならない用事が入ってくると何とも言えない気持ちになる。そうなるととりあえず午後、仕事に出るまで小説を書くのだが、そうすると他の用事が出来ないというジレンマに陥る。やはり、自分の頭が最も働くのは午前中なので、午前中には他のことはしたくないのだけど、なかなかそうも言ってられない。そして小説の世界に入るために集中力を高めるプロセスがあって、それが中断されるとまた一からやり直しみたいになる。小説を書く態勢が出来たら一安心なのだけど、そうなってから小説創作上の悩みがはじまるわけで、結局頭の休まる暇がない。本当に、早く小説専業になりたいと思う。そうなったらそうなったでまた違う悩みが出て来るんだろうなあとは思うが。
職場の方で、来年は町内会の班長、配りものをしたり区費の集金をしたりする役目が回ってきた。どうもこれは断れないものらしい。私も毎日こちらにいるわけではないし、母と分担してやらざるを得ない。こういう仕事は住んでいる人にやってほしいのだが、それだと少なすぎるんだろうな。忙しい時に仕事が集まるという法則だ。
今朝は友人に書く長いメールの内容を考えて、モーニングページを書き始めたのが9時過ぎ。それからこまごました用事が入って結局集中して小説に取り組めたのは11時近くになっていた。結局直しを入れられたのは原稿用紙にして20枚分ほど。1日から3度目の直しをはじめたがまだ全体の半分くらいだ。先は長い。
元気になれそう―映画「魔女の宅急便」より | |
宮崎 駿,大塚 伸治,近藤 勝也 | |
徳間書店 |
火曜日、帰郷の際に丸の内丸善で買った『元気になれそう』を本棚の上に飾ってみる。こういうものを見ると心が休まるという精神状態。つまりはこういうものを目標にして作品を書いているということなのだが。
今日はジョン・レノンの死から30年。あの日のことは今でも鮮明に覚えている。私は高校3年だった。大東亜戦争開戦、すなわち真珠湾攻撃69周年でもあるのだが、年々私の中でジョンの方の比重が高まっている感じがする。私はジョンよりポールの方を支持してきたのだけど、ポールはミュージシャンだが、ジョンはアーチストだなと思う。オノ・ヨーコの影響も大きいだろうけど、もともとそういう人なんだと思う。最近、ジョンの生き方に魅かれる部分が大きくなってきた。でも、ジョンは死んだ時、わずか40歳。もう私の方は8年も馬齢を重ねている。ジョンは結局、モーツァルトやプーシキンやガロアの仲間だったんだな。夭逝の天才。
ジョンの魂 | |
ジョン・レノン/ヨーコ・オノ | |
EMIミュージック・ジャパン |
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"忙しいと仕事が集まる/『元気になれそう』/ジョン・レノンの死"へのコメント
CommentData » Posted by たこ at 10/12/08
こんばんは。精力的な創作活動の様子にいつも感心しております。次々書き上げた作品は、いつもどのような媒体で発表されているのですか?著書などあれば知りたいです。執筆中の心境を読んでいると、はたしてどんな作品なのか興味がわいてくるもので。不躾な質問ですみません。
CommentData » Posted by kous37 at 10/12/09
>たこさん
関心を持っていただいてありがとうございます。嬉しいです。^^
残念ながら、今のところ出版された作品はないのです。まだ修業中です。(ほんの断片的に詩の雑誌や自治体が記念事業で出したエッセイの本などに掲載されたことはあるのですが、小説はいまだし、です。><
修業の成果が実ってメディアに掲載されることになったら、ブログでご報告したいと思います。たぶんツイッターとかでも速攻でつぶやきますが(笑)\(^o^)/
その時にはどうぞよろしくお願いします。