脱稿／『耳をすませば』／将来何になるか

火曜水曜と午前中が忙しく、小説はほとんど書けなかったので、今朝は集中して小説を書き、とりあえず最後まで書き切った。とはいっても、今のままでは不十分なところが多すぎるので、ちゃんとブラッシュアップをして行かなければならない。でも、自分としては好きな作品だ。もっと面白くなるように、ちゃんと手を入れて行きたいと思う。今のところ１７０枚くらい。２００枚にはなるだろうと思う。

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ときどき気分転換に昨日借りて来た『耳をすませば』を見た。いま、地球堂で合奏をしたところまで。バイオリン製作者になりたい、という話を聞いて私はどうだったの？と自答する。まあ話はかっこよすぎるが、青春。自分が中三の時、何になりたいかなんて全く何も考えてなかった。路上を牛があるているような田舎だったし、バイオリン製作なんて洒落たことは想像だにしなかったな。まず高校に行って、それから大学に行って、何になるかなんて考えるのはそのあとだ、と思ってたし、まあおおむね今でもそうだが「何かになる」ということをあまり考えない。自分は自分でありたいというのが一番強い。こういうやつは面倒くさい。

最初に見た時から登場人物が大人っぽいと思ってたけど、そのあたりはテーマから必然的に導き出されるのかもしれないな。中学生のころ。そうだな、図書館で見たマグリットに衝撃を受けたのは中学生の時。「岩波講座世界史」とか分からないまま読んで、シルクロードに憧れたのも中学生の時だったか。なんだかよくわからないままにロマンチックなものに憧れていたことは確かで、まあそういうところは田舎の中学生と話が合うはずもなかったな。高校生になって初めてそういうことで話の合う友達が出来た。大学に行ったら周りの教養レベルが高すぎてわけがわからなくなったが。日本は広い。

『モーニング』。いまいちつなぎの週という感じ。「ジャイキリ」も椿が出てないと今一つ乗れないな。「神の雫」は新たなキャラクター登場。「宇宙兄弟」はヒビトとシャロン。「西遊妖猿伝」、今回の連載は隔週でなく毎週になっているが、もうすでに描けているのだろうか。

法事のお返しに注文した漆器が届いたり、お墓の掃除に行ったり。昼食を終えて外に出たらいきなり強い雪が降りだしたのは焦った。すぐ上がったけど。