井の頭公園横の焼き鳥屋でものを創っている人たちと会う

昨日。井の頭公園近くの焼き鳥屋に３時に集合、ということで高校時代の友人I君に誘われて会合に出かけた。事前に自主制作映画をつくっているMさんの作品を送ってもらっていて、話柄は基本的にその話が中心になった。そのほかウェブデザイナーのUさん、ライターのKさんOさんが参加。（とりあえずイニシャルトークで）

芝居をやっていた頃、あるいは教員時代は毎日のように行った飲み屋だが、今ではぷっつりと行かなくなっていたので、久しぶりにそういう環境に対応できるのかどうか自体がちょっとハードルを感じたのだけど、最初の一杯こそ遠慮がちに生ビール（中）をあけたけれども、そのあとはビール数杯、ウーロンハイ、かちわりワイン（赤）など夜９時まで飲み続け、食べ続けた（もちろんセーブしながらだが）が平気だったので、案外体調は悪くないんだと思った。私以外全員よく煙草を吸っていて、そういう環境自体久しぶりだったのだけど、それも特に感じなかった。外から気持ちよい風が入って、みな煙草を吸う割には煙がこもったりしなかったからだろう。帰ってからシャツの匂いをかいだらさすがにかなり煙草くさかったが、ズボンも脱いで後ろにおいていたジャケットもほとんど匂わず、助かった。少し前だったらそうなると調子に乗って自分も煙草を吸い始めたところだなと思ったけど、まあそのへんは慎重に対処した。でも、喫煙者の会合に参加しても大丈夫という感じを持てたのはちょっと心強い。

Mさんの作品についていろいろ話していたのだけど、Uさんの指摘に見ていて全然気づかなかった点がいろいろあって、なるほどと驚いた。Mさんはシャイな感じの好青年（いや私より４歳下だから青年といっては失礼だが若々しい）で、話をしているうちに、この方がどういうものを撮りたいのか、という感じが伝わってきて良かった。「ものをつくる」人の中ではこういうタイプの方がいるのだけど、あまり今まで縁がなかったので、話が出来て楽しかった。

Kさんは残念ながら忙しかったらしくすぐ帰られたが、I君を中心に文学論なども盛り上がる。I君とOさんが「片岡義男がいい」ということで一致していたので、へええ、と思った。私の認識では「ハートカクテル的」な作家という印象だったから。それも考えて見れば若いころの印象なので、今読み直して見ると印象は違うということはありうるなと思った。

いろいろ面白い話で盛り上がったが、とりあえず次回は９月に新宿で集まろうということで午後９時散会。皆さんお疲れ様でした。I君、素晴らしいコーディネーターぶり。ありがとうございました。次回も楽しみにしています。