生き残りをかけた生存競争

Posted at 10/06/11

五木寛之『気の発見』を読み終わって、『息の発見』を読み始めている。私には、『気の発見』の方が面白い感じがする。

今朝は6時半に起きて職場にごみを捨てに行き、朝食後、裏庭の草むしりをした。さつきの周りに生えているいろいろな草や蔓を抜いていくと、さつきの形がはっきりとして来てああ、きれいになったな、と思う。しかし抜かれた草の山を見ていると、人間というのは、目を楽しませるために多くの草のいのちを奪うものなんだなということも思う。しかしそれが、さつきにとっては水分や栄養を十分に取るためには必要なことで、植物というのは常に生き残りをかけて生存競争をしているんだなと思う。

終わってからアパート関係の仕事をしに少し出かけて、帰りに山林の、高圧線が通っているところの下の木を切らせてくれという話があったところを見に行く。父が生きているときに一緒に行ったのはもう何年前のことか。記憶もおぼろげになっていたが、たぶんここだというところに行きつくことが出来た。

帰ってきてなんとなく疲れて横になる。小説を少し書く。銀行で用事を済ませる。

「気残りをかけた生存競争」って、考えてみたら冗語だな。

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by Luke Peterson

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