「何事かを成し遂げられるのは強みゆえである」
Posted at 10/05/14 PermaLink» Tweet
昨日。仕事はまあまあ忙しく。夜10時まで。帰ってきて夕食、入浴、就寝。大分疲れていたらしく、就寝前の歯磨きとかがものすごく億劫だった。今朝6時起床。腰の調子が悪く、いろいろやってみたが、いい感じになったり返ってどうかなという感じになったり。職場に出てごみ処理。寒い。気温は5度以下まで下がったらしい。5月の気温じゃない。
寒いと余計なところに力が入るので、腰とかを痛めやすくなる。何でもいいから、とにかく暖かくなってほしい。三つのお願いが出来るとしたら第一は暖かくなってほしい、に決定。
ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知上田 惇生ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る |
モーニングページをかいて、少しドラッカーを読む。ドラッカーはその人の「強み」というものをとても重視しているが、その「強み」をどう見つけるかということについて、何か大きい仕事をする前に期するところをいくつか箇条書きにしておいて、9ヶ月後にそれを見直してみて、期待したものと実際を比べればよい、という。これはイエズス会やカルヴァン派がやっていた方法なのだそうだ。それに加え、「何事かをなしとげられるのは強みゆえである。」と書いている。逆にいえば、何事かをなしとげた経験があったとしたら、それはその人に何らかの「強み」があったということだ。その「強み」を自分でしっかり自覚している人は少ない、という。それはそうかなと思う。
私の強みは何だろうと思うと、結局、毎日粘り強く一つのことを続けること、なのではないかと思っている。これは長らく自分が自分の性質として考えてきた「飽きっぽくて一つのことを続けられない」ということと全く逆なので自分自身としては驚くことなのだが、しかし、実際にはこのブログも何年も毎日膨大な文章を書き続けているし、モーニングページは現在78冊目だ。弱みから考えてしまうと、この思わぬ強みというのは見落としてしまうのだが、考えてみると私は高校時代も、Z会の添削を10日に一度、英数国世界史の四教科、遅れずに必ず提出していたのだった。進研ゼミもやってたな。で、体育はどの種目もあまり得意ではないのだが、長距離走だけは10段階で9をもらったのだった。というわけで、持久力的なものは実はあるのだ、自分でも意外だけど。あまりにもたくさんのものに手を出してしまうので、人に見せる顔としてはあちこち手を出してすぐ投げ出す、というふうに見えてしまうのだが、それはまあ遊びみたいなもので、本気でやるものは最後まで投げださないのだった。なかなか本気になれない、というところがあるだけだ。
まあそういうわけで、私は粘り強いのだが、しかし私の周りの人に「俺は粘り強いからさあ」と言っても、多分一笑に付されるだろう。こないだこれをやっていたと思ったらもう違うものに関心が移っている、というところをあまりにも多く見せてるからなあ。しかし考えてみれば幼稚園の頃カレンダー作りに凝っていて、大人が見て日付が違うから違ってるよと言ったらそれは3年先のカレンダーだった、ということがあったと昔から親戚によく言われている。そういうのって「粘り強い」というんだと思うんだがなあ。だから自分で「飽きっぽい」と思い込んでしまっているだけで、人から見ても本当はあまり飽きっぽくないのかもしれない。でも本気になれないことには実際根性が続かないのだけど。
まあそんなことを思いつつ、9時前に家を出て松本へ。活元の会に出席。いつも力を抜くことばかり考えていたけれども、今日は強み、という力がみなぎりそうなことをなんとなくイメージしていたらいつもとかなり感じが違ってよかった。何より明るい気持ちで取り組める。人間の思考というのは実際人間のスタンスに大きな影響を与えるので、本当の意味でのポジティブシンキングというのはこういうことなんだろうなあと思った。「明るいことばかり考える」のではなく、「明るい部分に焦点を当てておく」「明るいところに関心を集中する」ということなんだと思う。焦点から外れたところでもやはり問題点は見えてくるし、目をそらせばいいというものではない。しかし、そういう問題を解決するというのも、やはり「強みのゆえ」なんだ、ということなんだと思う。乗り越えていける力になるものは何か、と言ってもいいけど、力というより強みと言った方が私には収まりやすい。
帰りはなんだか元気が出て、高速を飛ばして帰ってきた。
カテゴリ
- Bookstore Review (17)
- からだ (237)
- ご報告 (2)
- アニメーション (211)
- アンジェラ・アキ (15)
- アート (431)
- イベント (7)
- コミュニケーション (2)
- テレビ番組など (70)
- ネット、ウェブ (139)
- ファッション (55)
- マンガ (840)
- 創作ノート (669)
- 大人 (53)
- 女性 (23)
- 小説習作 (4)
- 少年 (29)
- 散歩・街歩き (297)
- 文学 (262)
- 映画 (105)
- 時事・国内 (365)
- 時事・海外 (218)
- 歴史諸々 (254)
- 民話・神話・伝説 (31)
- 生け花 (27)
- 男性 (32)
- 私の考えていること (1052)
- 舞台・ステージ (54)
- 詩 (82)
- 読みたい言葉、書きたい言葉 (6)
- 読書ノート (1582)
- 野球 (36)
- 雑記 (2225)
- 音楽 (205)
月別アーカイブ
- 2023年09月 (19)
- 2023年08月 (31)
- 2023年07月 (32)
- 2023年06月 (31)
- 2023年05月 (31)
- 2023年04月 (29)
- 2023年03月 (30)
- 2023年02月 (28)
- 2023年01月 (31)
- 2022年12月 (32)
- 2022年11月 (30)
- 2022年10月 (32)
- 2022年09月 (31)
- 2022年08月 (32)
- 2022年07月 (31)
- 2022年06月 (30)
- 2022年05月 (31)
- 2022年04月 (31)
- 2022年03月 (31)
- 2022年02月 (27)
- 2022年01月 (30)
- 2021年12月 (30)
- 2021年11月 (29)
- 2021年10月 (15)
- 2021年09月 (12)
- 2021年08月 (9)
- 2021年07月 (18)
- 2021年06月 (18)
- 2021年05月 (20)
- 2021年04月 (16)
- 2021年03月 (25)
- 2021年02月 (24)
- 2021年01月 (23)
- 2020年12月 (20)
- 2020年11月 (12)
- 2020年10月 (13)
- 2020年09月 (17)
- 2020年08月 (15)
- 2020年07月 (27)
- 2020年06月 (31)
- 2020年05月 (22)
- 2020年03月 (4)
- 2020年02月 (1)
- 2020年01月 (1)
- 2019年12月 (3)
- 2019年11月 (24)
- 2019年10月 (28)
- 2019年09月 (24)
- 2019年08月 (17)
- 2019年07月 (18)
- 2019年06月 (27)
- 2019年05月 (32)
- 2019年04月 (33)
- 2019年03月 (32)
- 2019年02月 (29)
- 2019年01月 (18)
- 2018年12月 (12)
- 2018年11月 (13)
- 2018年10月 (13)
- 2018年07月 (27)
- 2018年06月 (8)
- 2018年05月 (12)
- 2018年04月 (7)
- 2018年03月 (3)
- 2018年02月 (6)
- 2018年01月 (12)
- 2017年12月 (26)
- 2017年11月 (1)
- 2017年10月 (5)
- 2017年09月 (14)
- 2017年08月 (9)
- 2017年07月 (6)
- 2017年06月 (15)
- 2017年05月 (12)
- 2017年04月 (10)
- 2017年03月 (2)
- 2017年01月 (3)
- 2016年12月 (2)
- 2016年11月 (1)
- 2016年08月 (9)
- 2016年07月 (25)
- 2016年06月 (17)
- 2016年04月 (4)
- 2016年03月 (2)
- 2016年02月 (5)
- 2016年01月 (2)
- 2015年10月 (1)
- 2015年08月 (1)
- 2015年06月 (3)
- 2015年05月 (2)
- 2015年04月 (2)
- 2015年03月 (5)
- 2014年12月 (5)
- 2014年11月 (1)
- 2014年10月 (1)
- 2014年09月 (6)
- 2014年08月 (2)
- 2014年07月 (9)
- 2014年06月 (3)
- 2014年05月 (11)
- 2014年04月 (12)
- 2014年03月 (34)
- 2014年02月 (35)
- 2014年01月 (36)
- 2013年12月 (28)
- 2013年11月 (25)
- 2013年10月 (28)
- 2013年09月 (23)
- 2013年08月 (21)
- 2013年07月 (29)
- 2013年06月 (18)
- 2013年05月 (10)
- 2013年04月 (16)
- 2013年03月 (21)
- 2013年02月 (21)
- 2013年01月 (21)
- 2012年12月 (17)
- 2012年11月 (21)
- 2012年10月 (23)
- 2012年09月 (16)
- 2012年08月 (26)
- 2012年07月 (26)
- 2012年06月 (19)
- 2012年05月 (13)
- 2012年04月 (19)
- 2012年03月 (28)
- 2012年02月 (25)
- 2012年01月 (21)
- 2011年12月 (31)
- 2011年11月 (28)
- 2011年10月 (29)
- 2011年09月 (25)
- 2011年08月 (30)
- 2011年07月 (31)
- 2011年06月 (29)
- 2011年05月 (32)
- 2011年04月 (27)
- 2011年03月 (22)
- 2011年02月 (25)
- 2011年01月 (32)
- 2010年12月 (33)
- 2010年11月 (29)
- 2010年10月 (30)
- 2010年09月 (30)
- 2010年08月 (28)
- 2010年07月 (24)
- 2010年06月 (26)
- 2010年05月 (30)
- 2010年04月 (30)
- 2010年03月 (30)
- 2010年02月 (29)
- 2010年01月 (30)
- 2009年12月 (27)
- 2009年11月 (28)
- 2009年10月 (31)
- 2009年09月 (31)
- 2009年08月 (31)
- 2009年07月 (28)
- 2009年06月 (28)
- 2009年05月 (32)
- 2009年04月 (28)
- 2009年03月 (31)
- 2009年02月 (28)
- 2009年01月 (32)
- 2008年12月 (31)
- 2008年11月 (29)
- 2008年10月 (30)
- 2008年09月 (31)
- 2008年08月 (27)
- 2008年07月 (33)
- 2008年06月 (30)
- 2008年05月 (32)
- 2008年04月 (29)
- 2008年03月 (30)
- 2008年02月 (26)
- 2008年01月 (24)
- 2007年12月 (23)
- 2007年11月 (25)
- 2007年10月 (30)
- 2007年09月 (35)
- 2007年08月 (37)
- 2007年07月 (42)
- 2007年06月 (36)
- 2007年05月 (45)
- 2007年04月 (40)
- 2007年03月 (41)
- 2007年02月 (37)
- 2007年01月 (32)
- 2006年12月 (43)
- 2006年11月 (36)
- 2006年10月 (43)
- 2006年09月 (42)
- 2006年08月 (32)
- 2006年07月 (40)
- 2006年06月 (43)
- 2006年05月 (30)
- 2006年04月 (32)
- 2006年03月 (40)
- 2006年02月 (33)
- 2006年01月 (40)
- 2005年12月 (37)
- 2005年11月 (40)
- 2005年10月 (34)
- 2005年09月 (39)
- 2005年08月 (46)
- 2005年07月 (49)
- 2005年06月 (21)
フィード
Powered by Movable Type
Template by MTテンプレートDB
Supported by Movable Type入門