ちっちゃな店でケーキを30個まとめ買いする客/夢のような阿佐ヶ谷住宅

Posted at 10/04/11

なんか今日はあまりものを書く気がしなくて、モーニングページも夜になってからとにかく書いた。ブログも無理に書くこともないかなという気もするのだけど、やはり書かないとどうにも気持ちが悪いという部分があって、とにかく書くことにした。今日はツイッターでだいぶ書いたので、こちらを読んでいただければ今日の動きはわかるんだけど、まあそういうのはなしかな。まあ写真もだいぶ撮ったので、みていただけると少しは動きが立体的かもしれない。

今日は、ツイッターで見た西荻窪の「米の子」という玄米菜食の店に行こうと12時過ぎに家を出て1時間くらいかけていってみたら、「ごはんがなくなりました」と言われて食べられず、がっかり。当てもなく彷徨うことになるのかと思いつつ、気を取り直して『東京カフェじかん』に出ていたウォーターブルーカフェという店に行ってみた。ちょっと見落としそうな店だったが、中に入って一枚板の大きなテーブルの前に座った。ほかにお客さんはなし。メニューをみたらキッシュがあったのでそれを頼む。美味しい。食べ終わって、さてケーキでも食べようかなと思っていたら急にお客さんがたくさん。でもみなカフェでなく、店頭でケーキを買っていく。私も立ち上がって並んで、ゴルゴンゾーラのチーズケーキを注文。これも美味しいな、と思って食べていたら若い男の客がいきなりケーキを30個注文して、ごっそりショーケースの中身を買っていってしまった。ありゃりゃ。一瞬でも早く注文しといてよかったよ。

お店を出て、天気がよかったので街を散歩。西荻から荻窪まで歩いた。それから電車で高円寺に行こうかと思ったけど、思いなおして阿佐ヶ谷に戻り、書原に行くことにした。ツイッターをみたら、「散歩ならそこから阿佐ヶ谷住宅なんてどうでしょう。確か取り壊し前です。」とこちらの方からアドバイスをいただき、ちょうど南阿佐ヶ谷の方向だったので足を伸ばして見ることにした。阿佐ヶ谷のアーケードの商店街は阿佐ヶ谷スウィングウォークとかいう企画であちこちに楽隊やパフォーマンスが登場し、なんだかおとぎ話の中の夢の都のような感じになっていた。青梅街道を渡って南に少し歩き、阿佐ヶ谷住宅に到着。なんだこれは、すごい。こんな住宅地があったのか。なんだか夢を見ているみたいだった。私以外にも、観光?目的というか、カメラを持ってる人や、ここ目当てらしい散歩の客とかが何人もいた。

なんというか、戦後の都市住宅のひとつの理想の結実したような感じの住宅群。ちょうど桜が満開で、そこらじゅうに桜が咲いていて、それがまたさらに夢のような感じを深めていた。50年以上立っているということで立て直し計画が進んでいて、空き家もたくさんあったし、建て直し計画の立て札にも、治安の低下などが書かれていたけど、現状の形を維持したまま公費でリフォームして、この形を残してもらえないものかなと思った。ああ、犬も歩けば棒に当たる。

戻ってきて書原に入ったら、店頭にいきなり『奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅』という本がつんであって驚いた。今考えたら買ってもよかったが、なんだか二の足を踏んでしまった。

奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅
三浦 展,志岐 祐一,松本 真澄,大月 敏雄
王国社

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書原ではいろいろ見て回った結果、結局この本を買った。

ルヴァンの天然酵母パン
甲田 幹夫
柴田書店

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やっぱりルヴァンのパンは美味しいんだよね。中身を少し読んだけど、ルヴァンのパンが固いのは外国産の強力粉でなく国産小麦の中力粉を使っていることが大きいらしい。なるほど。日本の味なんだな。なんていうか、さすがに富ヶ谷までいつも出かけるわけには行かないけど、この本をみていると、なんだか味が蘇ってくる感じがする。パンの作り方とかでていて、自分でやるわけではなくても読んでいてい楽しい。

戻ってきて、ぶどうの木(銀座にあるやつだよな)の店頭でお皿を二枚買う。このへんに写真あり。けっこう重くなってきた。F&Fで夕食のおかずと黒糖レーズンパンを買う。駅まで戻ってからレアレコードをのぞいてみようと思い、行ってみたらなんか雰囲気が違う。考えてみたら先日行ったのは高円寺で、今回は阿佐ヶ谷だから別の店なんだということに気がつく。いろいろみて、結局グレゴリアンチャントのCDを買った。

グレゴリオ聖歌
ドン・ジョセフ・ガジャール神父,ドン・ジャン・クレール神父
キングレコード

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カタルーニャの聖歌とかマニアックなものは持ってたのに正統なグレゴリオ聖歌は実は持ってなかったので、ちょっと聞いて見ることにした。なんとなく東洋的な、たとえばチベットの宗教音楽なんかに共通するものを感じたな。

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by Luke Peterson

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