メモリ増設/湾岸温泉観光/満腹/『ピアノの森』とか

Posted at 10/03/22

ぐずぐずしているうちに日付が変わってしまった。この日記は22日付にしたいから更新時刻を少し操作して早くしているけれども、実際には書き始めた段階で0時を回っている。

日曜日は、PCをいろいろいじくっていたらセキュリティの警告が出たので、しょうがない、マカフィーをダウンロードすることにしたのだが、クレジットから引き落とす手続きをしてからダウンロードし始めてたら、「メモリが足りない」という表示が出て、驚いて調べてみたら128MBしかなかった。5年前にこのXP機を買ったときは、まだ頭の中に1メガ1万時代の常識があったから128もあれば十分だと思ったし実際足りていたのだけど、こないだ新しいノートPCを買ったころから標準1Gといつの間にか記憶が上書きされていて、「128MBかよ!」と思わず叫んでしまった。筺体をあけてスロットがもうひとつ開いていることを確認。いや、PCの筺体をあけるなんて一体何年ぶりだろう。ちゃんとできるのかなと思いつつ、メモリをはずして確認したらスロットにはまらなくなって焦った。でも努力しているうちにはめるコツを思い出してポンと入った。まあ何とかできるかなと安堵。で、メモリを買いに家の裏のヤマダ電機に行ったら機種が分からないと適合するものが分からないといわれ、家に戻って保証書を持って出直して調べてもらったら、PC2100という規格でないとだめだといわれ、取り寄せになるといわれたのでとりあえずそれは断って、出かけた。

日曜日は兄弟と母が集まって、新浦安の大江戸温泉物語浦安万華郷とか言うところに行くところになっていたのだが、相続関係の書類の署名や捺印が必要だったのでその書類をもって、ああそれから朱肉と印鑑を押すときのゴムの下敷きを買っていこうと思い、地元の西友に寄ったが置いてなかった。仕方ないので浦安まで行って浦安の西友に入ったらそこでは売っていた。それから無料送迎バス乗り場まで歩く。ずいぶん駅から離れていたが、そこから20分弱で到着。江東区の当たりでは京葉線より南にいくともうある種人外魔境的な感じがするが、浦安の当たりでは南側にもどんどんマンションが建っていてある意味すごい。ベッドタウンではあるが、車がないとこの当たりは不便だろうなと思う。

施設に着いて入って見ると、それは確かに温泉万華鏡だった。確かに。中で兄弟と落ち合ったがみなもう風呂から出たあとだったので、私は一人で内湯と露天と梯子し、水着を着てから混浴の露天も行ってみた。なんか風呂というより暖かいプールとかアドベンチャーランドみたいな感じだった。内湯に戻って漢方風呂とかいうのに入ってみてから出て来る。ロビー?はわんわんと人がいて、屋台みたいのが出ていたり、牛乳一気飲みをしている人がいたり、マッサージチェアで揺られていたり、二階に上るとマッサージ台がたくさん並んでい人間のマッサージ師に施術を受けている人がたくさんいたりと、何だか温泉ワンダーランドというか、温泉万華鏡だった。なんていうのかな、割と多くの人の「健康」とか「リラクゼーション」とかってこういうイメージなんだろうなと思うのだけど、もう私とは全く発想が違う。こんなごちゃごちゃしたところで風呂上りに焼き鳥食って、ソフトクリームなめて、何が健康なんだろうと思ってしまうが、いやまあそうは言ったってもし自分が小学生なら結構楽しいかもしれないとは思いなおした。

宴会ルームに集まって食事。兄弟にはんこを押させたが弟が忘れてきたというので他の人にはんこを押してもらって書類を弟に預け、あとで送ってもらうことにする。食事は音牛と豆乳鍋、揚げ物、あとは締めのうどんというところ。私は飲み物は白ワイン、後は冷酒。けっこうパクパクと食べた。朝昼ほとんど食べてないせいもあったけど。酒を飲んだせいか食が進んだ。でもまあ、手が足りないのか、いくら仲居さんを呼んでも全然来なくて、ちょっといかがなものかと思った。まあ自分から進んでこういうところに来ることはまず考えられないので、貴重な見聞をしたという感じだった。

帰りは弟の車で送ってもらい、家に泊まることになっていた母と帰宅。朝食の買い物をしたあと家に戻ったが、疲れていたので早く寝た。朝は母と朝食を食べた後、母がはとバスに乗りたいと言い出したので電話で予約し、東京駅南口まで送っていくことにした。東西線大手町から南口まで歩いたが、丸の内側の駅舎が工事中でかなり遠回りになった。はとバス乗り場まで行くと物凄い人人人。母の乗るバスの乗り場を調べそこに行ってみたがすぐ母を見失った。何しろみんな同じような見分けのつかない服を着た年配のおばさんが溢れかえっている。ようやく見つけたら受付に行かないといけないことが分かり、行ってみたら長蛇の列。並んでいたら途中で名前を呼ばれ、受付で切符を受け取ってお金を払い、間一髪出発に間に合った。やれやれ。

母を見送って私は有楽町まで歩く。ビックカメラにメモリーを買いに行ったのだ。しかしまだ10時前で店が開かないので、交通会館の三省堂に行ってみたがこちらも10時開店。しばらくどこに入るでもなくうろうろしたあと10時と同時にビックカメラに入り、四階に駆け上って目指すメモリを見つけた。512MBを2枚、1枚が5000円を越えていてどうも痛い出費だが仕方がない。銀座に出て日比谷線に乗り直帰。地元の伊勢屋で深川飯のおにぎりとお稲荷さんとつぶあんのおはぎを買って帰宅。モーニングページの続きを書いたあと、それらを食べてまたPCの筺体を開ける。128MBのをはずして512MBのを二つ差し込みポン。筺体の蓋を閉じてコードを差し込み、起動したら起動の早いこと。メールチェックをしたらマカフィーからの確認メールが来ていたのでそこからサイトに戻り、インストールを再開。割と時間はかかったが、無事終了。セキュリティ警告も消えて、PCも昔のようにさくさく動く。めでたしめでたし。

しかし、どうもメモリに1万も払うことに抵抗があって、でもやはり早くなったということはありがたいことで、このことをどう考えればいいのかなあとぷらぷらしながら考える。つまり、新しいことが何かできるようになるためにお金を払うのはやぶさかではないが、今あるものの性能を上げるのにお金を払うのに何か抵抗があるのだ、ということに気づく。しかし実際は、その場で面白がるだけの新しいソフトに金を払うより、日常に使うPCがさくさく動くほうが明らかにずっとありがたいわけで、そのへんのところをよく考えて見なければいけないと思った。「出来ないことができるようになる」のが進歩だと思い込んでいるところがあるけれども、「できることがもっとできるようになる」ということも進歩という意味では実は相当大事なことであって、十分お金を掛けるに値することなのだ。出来ることが出来るのは当たり前のような気がするけれども、本当はそんなことはない。できることも、いろいろと手を入れて性能が落ちることがないように、またより軽快に出来るように気を配ることは大事なことなのだ。とさくさく動くPCに日記を書きながら思う。

ピアノの森(17) (モーニングKC)
一色 まこと
講談社

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午後3時過ぎに自転車で家を出て、先週高円寺で見た炊飯用の土鍋を地元の西友に探しに行く。しかし、ない。もうこれだから、と思いつつ自転車を置いて地下鉄に乗り、新御茶ノ水にでる。『ピアノの森』の17巻が23日発売なので、神保町の書店ならきっと前日には出ているだろうという目論見で行ってみたのだが、予想的中。書泉ブックマートで一色まこと『ピアノの森』17巻(講談社、2010)、同じく一色まこと短篇集『ガキのころから』(講談社、2010)、小山宙哉『宇宙兄弟』9巻(講談社、2010)を買う。それから東京堂ふくろう店で、先日新しいのが出ているのをamazonで確認した『東京カフェじかん。』2011年版(成美堂出版、2010)を買い、東京堂に行って『碧巌録』関係の本を探すが、立ち読みした結果あまり読みたいのがなく、結局買わなかった。信州の地元の図書館で見た戦前の解説本がやはりいちばんいいなあと思う。ただ、あれはマスクをして見ないと埃っぽ過ぎて咳き込んでしまうので要注意だが。まああれらを借りて見ることにしようと思う。

~ガキの頃から~ 一色まこと短編集 (モーニング KC)
一色 まこと
講談社

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東京堂と三省堂を歩き回ったがこれというものなく、時間を見たら5時。少し早いなと思い迷ったが、マザーズの自然食レストランに行ってバイキングを食べる。もうなんていうか、ここで食べるのが最近楽しくて仕方ない。本当の人間の食べ物を食べているという感じがする。なかなか行く機会が出来ないのだけど、本当なら毎日昼夜食べたいくらいなのだ。今日も少し早かったがおかず全品と味噌汁、五穀米を二杯と玄米を茶碗半分食べて満腹になった。おいしいものは、躊躇なく満腹になるまで食べられる。普段は満腹でないのに食べ過ぎているという状態になり、いつも不満が残るのだが、自然食だと本当に美味しく感じるし、食べていても楽しいので満腹になっても食べ過ぎた感じがあまりしない。いやいや充実した。

帰りにがいあプロジェクトで朝食用のラパン・ノワールのパンを買う。炊飯用の土鍋を探してみたらあったけど少し高くまた大きいのでそれは見送った。帰宅後、地元のイオンに自転車を飛ばして炊飯用土鍋を買いに行ったがやっぱりなかった。何でだろうなあ。やはり文化の問題なのか。おそらく、炊飯用の土鍋を買うのは女性の単身者が中心なんだろうなあと思う。うちの当たりは家族住まいか男性の単身者は多くても女性の単身者がわざわざ住むような場所ではないので、それでそういうものに対応した商品がないのかもしれない。高円寺くらいまで買いに行かないと仕方ないのかな。重いし面倒なんだけど。ネットなら手間はかからないが、配達を待つのも面倒だしなあ…と思案中。

『ピアノの森』17巻読了。見たところ、連載時と比べて書き換えられているところがけっこうあると思った。表題が付け直されている回も一つある。一枚のカットでも、微妙に書きなおしているところがけっこうある気がする。まあそれだけ連載時のコマを何度も丹念に見ているので記憶に残っているからなのだけど。実家に帰ったときにじっくり比べてみようと思う。17巻はアダムスキ落選からパンウェイの2次の演奏まで。この巻の主役はカイというより、前半が雨宮とその父、後半がパンウェイだ。本誌を何度も読み返しているのだから予想外のところはないはずなのだが、それでも新しい発見がいくつかある。早く18巻も読みたいものだ。もう連載は18巻相当分も出せるくらいには溜まっているのだからなあ。

宇宙兄弟(9) (モーニングKC)
小山 宙哉
講談社

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『宇宙兄弟』9巻読了。こちらも連載で読んでいるのだけど、ヒビトの遭難の場面はやはりいい。ブライアンがやってくるところは実際泣ける。連載のときはそれほどは思わなかったのだけど。

『ガキのころから』は明日、特急の中で読もうと思う。

『東京カフェじかん。』2011年版。一通り読んだが、2010年版と重なるところも多い。ただ、あまり扱いが大きくなかったものを今回大きく扱っていたりする。もちろん入れ替わりも多い。また新しいカフェを開拓するのに使おうと思う。

昨日も今日も食べ過ぎて、やはり胃が疲れてはいる。夜、友人に電話して少し話す。いろいろ話したが、「本当にやりたいこと」をやっている感じで、聞いていて楽しい。今までだってやりたいことをやっている人ではあったのだが、「本当にやりたいこと」をやるというのは本当に次元の違うよさがあるんだなあと改めて思った。人間がピュアになって、さらに鍛えられつつある感じがする。そういうものには本当に刺激を受ける。びんびんと。

東京カフェじかん。 2011年版(SEIBIDO MOOK)
成美堂出版編集部
成美堂出版

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by Luke Peterson

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