からだをやわらかく/『エマノン』/こころをやわらかく
Posted at 10/03/09 PermaLink» Tweet
昨日。更新が遅くなったし、昨日のことは大体書いたので新たに付け加えることはないのだけど、昨日書いてからあとも思考は動き続けているので書くことがなくなることはない。昨日は11時からしばらく体温が36度台前半に落ちたので低音期に入ったかなと思い早めに休もうと思ったのだが、なんだかんだと1時になってしまった。今朝は起床6時。寝床の中で体温を計ると37.0度。ここ二日間、起きたときに7度あるということはなかったのであれまあと思ったが、確かになんか疲れている感じがする。しかしそれは昨日の疲れが残った、という感じでなく、新たに発生した疲労感という感じだった。
起きているときは咳が出ないが寝ると咳が出るのは気管が硬化しているからだ、というのを読んで、なるほどと思い、活元運動をするときも筋肉や骨格をほぐすというよりからだの中の脈という脈、管という管を全部柔らかくするというイメージでやるとわりと体がよく動くことに気がついた。それなりに柔らかくしたかなというところで寝る。枕を深くすれば咳は出にくい、ということなのでそうしてみたら実際咳はあまり出なかった。まだ声は鼻声だが、だいぶましになった感じだ。
モーニングページを書いて、ゴミをまとめて捨て、洗い物をして、朝食。昨日買って来たルヴァンの無花果のパンとレーズンナッツのパン。胡桃も入っている。1センチくらいに切ってオーブントースターで焼く。その間に牛乳をチンしコーヒーを沸かして用意。四葉バターをつけて食べると美味い。しかしこれは顎が疲れるなと思う。買い置きの冷凍のイングリッシュブレッドも焼いて比較してみたが、天然酵母のすっぱみのある重いパンを食べた後で食べるとほとんど味がしないような感じ。ちゃんとしたものを食べているという実感がある。まだ残ったので冷凍してみて、来週チンして食べてみようと思う。どんな感じになるか。
昨日思い出せなかった単語を思い出したのでグーグルで検索してみて、昨日気にかかった本は『エマノン』のシリーズだということが分かった。高岡書店で見たのはこちら。
EMANON さすらいエマノン Episode:1 (ロマンアルバム)梶尾真治,鶴田謙二徳間書店このアイテムの詳細を見る |
圧倒的な裸体のイラストもすごいのだが、何だかどういう話なのか読んでいてよく分からない。どうも生まれ変わりがテーマらしいということは最後の方でわかったのだが。このシリーズ、昨年のいつごろだったか、書泉グランデの地下でちょっと引っかかりそうになったのだけど、70年前後の不良娘みたいな主人公が、一体どういう趣旨で描かれているのか見当がつかず、全共闘世代のノスタルジアマンガみたいなものを今更読みたいとは全然思わないし、後ろ髪を引かれるところはあったけど買ってなかった。そのとき店頭で見たのがこれだ。
おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)鶴田 謙二,梶尾 真治徳間書店このアイテムの詳細を見る |
で、アマゾンで見てみると、地球が誕生したときからの記憶をすべて持っている、という主人公らしい。ああそうか、これはSFだったのかとそのとき初めて気がついた。こういうテーマのSFって、子供のころはすごく好きだった。去年やはりけっこう評判だったらしく、あまり警戒しないで買えばよかったと思った。今日時間があったら見ておこうと思う。
キューブラー・ロスや今道にひかれるのは、やはりこころのことを、特に自分のこころをもっと知れ、ということなんだなと思う。それは宗教的なアプローチやややスピリチュアル的な方面のアプローチ、また創造性と行った方面のアプローチだけでなく、思考や感情、あるいは身体的な痛みや不快、快感や爽快感のかげにすぐ隠れてしまう私のこころというものをもっと自立させるために出来るアプローチがあるんじゃないかという気がしてきた。倫理というと善悪とか正義不正義とかどうしても絶対的な価値観を押し付けられるような感じがしてあまり近づかないようにしていたが、これが大事であるとか、あまり大事ではないとか、これからはこれが徳目として立てられるべきではないかとか、割合相対的にものを考えることも出来るかもしれないという感じをロスや今道を読んでいて持ったので、こころも少しは安心して出て来られるのではないかと思う。自分の中に「絶対」を持っている人は、ある意味強いけれどもある意味脆い。絶対ではないけれどもこれは大事、という価値観の方が、柔構造的に上手く対応できるんじゃないかと思う。考えてみると私がこういう思考が苦手なのはどうしても絶対、という思考がでてきてしまうからなんだなあと思った。そのへんのところをもっと柔らかくしていかないといけないと思う。
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