系統的蒐集

Posted at 10/01/21

昨日。夜10時まで仕事。暖かい夜だったので、車が凍結しておらず職場の駐車場をスムーズに出られた。昨日は母の誕生日だったので、松本で買ってきたケーキを食べる。夕食、入浴、就寝。

今朝は七時過ぎに起床。なかなか6時台には起きられない。午前中にたくさん仕事があるのでその準備などしていたらモーニングページも書けず活元運動もできなかった。朝食後、銀行に出かける。名義の書き換えでいろいろと書き換えなければならないものが多く、かなり手間がかかった。10時過ぎまで。そのあと市役所に行って手続きを済ませる。セブンイレブンに行ってモーニングを買って帰宅、しようと思ったら用事を忘れていたことに気がつき銀行によってから帰宅。

モーニング、今週号は『ピアノの森』のない週なのでまあゆっくりと。最初モーニングを買い始めたときに目当てだった『西遊妖猿伝』はどうも昔日の勢いがない。まあそれも仕方ないかとは思うのだけど。マンガはある意味若者のメディアであることは仕方ない、特に勢いや奇想といったことは、ある意味若者の特権なんだろうなと思う。竜児女が出ていた頃の妖猿伝の迫力を今も維持しろといっても無理な注文なんだと思う。「神の雫」「島耕作」はちょっと期待のもてる展開。「宇宙兄弟」もか。「ジャイキリ」スカルズの始まりみたいな話と達海の移籍話。「かぶく者」もいい。「特上カバチ!」「Ns'あおい」きつい展開だが、読める展開になってきた。「誰寝」このマンガの王道。「エンゼルバンク」これも面白い。相変わらずうまい、読むきにさせるのが。なんか引っ掛けられてる感じがするのがいやな気もするけど。

作家の家―創作の現場を訪ねて
フランチェスカ プレモリ=ドルーレ,エリカ レナード,マルグリット デュラス
西村書店

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『作家の家』を読んでると、物語を書いたり小説を書いたりするのは、内部志向的人間なんだなという気がしてくる。自分の内部にあるどうしようもないものを形にする。それが創作という作業なのかもしれない。伝統指向や他人指向など、外から取り入れることをエンジンとして生きている人間には創作というのは不可欠の作業ではないのかもしれないと思う。だから創作に集中するには、自分の中の内部志向的なものを駆り立てることが大事なのかもしれない。それがうまく形になれば話は簡単だが。

思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古
筑摩書房

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『思考の整理学』。p.85「知識をあつめるとき、系統的蒐集ということが大切である。」これは私も論文を書くときなどよくひっかかったのでその通りだと思う。ある程度研究が進んでいる分野においては、系統にそって知識を集めないと何がなんだかわからなくなる。雑然としてしまう。雑然としたものを整理することを若い頃はまったく恐れていなかったが、それがいかに労力を要することかということを最近は痛感する。うまく整理されたものはなるべく素直に受け入れ、活用するときにいじる方がいい。違和感はメモなどしておいて一通りちゃんと理解したあとでもう一度検討してみればいいが、理解してみるとその違和感は解消しているということも多い。根本的に問題がある場合は別だが。

とにかく一人の人間がやる仕事の量というものは限界がある。修士論文を書いていたときも高校の学年主任をやりながら、プライベートでは離婚の話し合いを続けながらだったから体力的にも精神的にもものすごくきつかった。系統的に整理されて利用できる知識もフランス語が不十分なために十分使いこなせなかった。結局その道には今は進んでいないけれども、何をやるにしても系統的に整理された資料を使いこなす練習を早いうちに進めておいた方がいいと思う。出来ればジュニアの時代にそれがはじめられるような課程になるとよいと思うのだけど。

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by Luke Peterson

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