四十九日/『作家の家』

Posted at 10/01/11

昨日は父の四十九日の法要。午後1時からということだったが、午前中から何かと落ち着かない。直会(なおらい、精進落とし)がその後ということで、朝食を9時過ぎと遅めに設定。前の晩に、妹や弟の家族が集まって子ども8人が遊んでいる。父の葬儀のとき、正月、この法事と、一か月以内に何度も集まっているのですっかり仲良くなってしまい、昨日も坊主めくりをしてずいぶん盛り上がっていた。子どもというのは面白いなと思う。

12時に父の遺骨や写真などを持ってお寺にいき、祭壇にセットしてもらって控え室で定時まで待つ。ごく身内だけの法事だったので、割合くつろいだ雰囲気だった。法要のあと、位牌の開眼式があり、住職が戒名の由来を説明してくれて、父を偲んだ。

その後場所を移して直会。わたしの高校の同級生が若旦那を勤める料亭で、いろいろ気を使ってもらった。ノンアルコールビールというものをはじめて飲んだが、運転するから飲めない、という不満を結構やわらげてくれるんだなと思った。思ったよりビールっぽい味だった。料理も、とても美味しかった。蟹の足にチーズを塗って焼いてあるのとか、焼ふぐだとか。法事でお供えした供物の最中を食べたがなかなか美味しかった。

帰ってきてぐたっと。ぞろぞろと揃っていたのだけど、昨日のうちに大体帰京。

作家の家―創作の現場を訪ねて
フランチェスカ プレモリ=ドルーレ,エリカ レナード,マルグリット デュラス
西村書店

このアイテムの詳細を見る

今朝は6時ころ起きてモーニングページを書き、活元運動をして朝食。8時過ぎの特急で上京。友人と東京で会う約束をして、新丸ビル地下のダイニングで昼食。本来はクリスマスプレゼントだったものを今日もらった。ドルーレ/レナード『作家の家 創作の現場を訪ねて』(西村書店、2009)。この本は素晴らしい。まだちゃんと読んでないんだけど、何気ない写真が一つ一つ心ひかれる。部屋の風景、屋外の風景。わざとらしくなく、作り物でもなく、でもそりゃあ自然でもないのだろうけど、その作家の気配のようなものを感じさせる写真。誰かいるはずなのに、写っていないのが不思議だ、というような。こういう写真が撮れるといいな、というような感じの写真が目白押し。何でこういう写真を撮れるんだろう。プロだから、というだけではない、やはり被写体の方が、特別のもの、オーラのようなものを持っているからなんだと思う。

明日もあるし、今日はこのくらいで。そうそう、いつも言及しているモーニングページについて書いている本と、活元運動というものについて書いている本を紹介しておこうと思う。前者はキャメロン『ずっとやりたかったことをやりなさい』、後者は野口晴哉『整体入門』。両者とも、人によっては何かを変えるきっかけになると思う。誰でもそうなるとはいえないけれども。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。
ジュリア キャメロン
サンマーク出版

このアイテムの詳細を見る
整体入門 (ちくま文庫)
野口 晴哉
筑摩書房

このアイテムの詳細を見る

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday