エンゼルバンク／菅直人副総理兼財務相

今朝は最低気温がどこまで下がったのか。9時でマイナス4．5度だった。今11時43分だが、手がかじかんでうまくキーボードが打てない。またあとで書こうと思う。

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12時前に出かけ、ぎっくり腰を見てもらうために操法を受けにいく。だいぶ楽になった。帰ってきて3時前、弁当を食べてからティシュペーパーが切れていたので買いに行った。ついでに竹箒も買ってきた。298円て、何だそれ。

今朝はずいぶん冷え込んだせいか、朝から腰が痛くて参った。車から降りて歩こうとすると痛みが走って歩けない、という現象が何度も起こった。操法を受けて帰ってきてからはまだときどきそういうことがあるけれども、痛い何かが遠のいた感じがする。明日起きたら楽になっている、ということなので、何とか乗り切りたい。

朝のうちにモーニングを買ってきて読む。ツイッターでも書いたのだが、今回面白かったのは「エンゼルバンク」と「誰も寝てはならぬ」だろうか。しかしあとで考えてみると、エンゼルバンクの内容もちょっとどうかなという気がしてきた。現在は就職氷河期ではない、大卒の就職者数は減ってない、という話。ただ大学生の数が増えたために就職率が下がっているだけだ、というわけだ。なるほど､と思ったのだけど、考えてみたらそれなら高卒の就職率が下がっている理由が説明できない。進学率が増えて就職希望者数は減っているはずなのだが、就職率はすごく落ち込んでいた。（最新の数字は知らないが）これはどういうことなんだろう。「誰も寝てはならぬ」は平井さんの元カレ話なのだが、らしくて面白いと思った。そのほか興味をひかれる展開のものはいくつかあったけれども話し自体が面白いというより前振り・伏線張りだったり伏線の解決だったりと、まあ本当に面白いという感じでもなかった。それより驚いたのは、次号から宮本福助が連載をはじめるということ。『ゼロサム』連載中の「拝み屋横丁顛末記」がしばらく休載になって、何でかなと思ったら週刊誌で連載をはじめるための準備をしていたとは。まあ十分モーニング連載に耐えるものが描ける人ではあるから、期待したい。

松本も高速を使えばインターまでの道がうまく流れれば40分で行けるということがわかった。下の道で行く時は70分見ていくので、だいぶ違う。

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藤井財務大臣が辞任して菅副総理が財務大臣兼任。菅は、干したのでなければ省庁付きの大臣のほうが力を発揮すると思っていたので、まあようやく水を得たかなという感じだ。さっそく予算過程の透明化などなるほどと思うことを打ち出している。この人はすでにできあがった組織をあやつるのは多分わりと得意なのだ。それが今までは民主党という得体の知れない組織や国家戦略室というもっとわけのわからない、というよりは実質ゼロの組織を任されて燻っていたわけだけど、今度は省庁の中の省庁である財務省担当。官僚も戦々恐々、と言いたいところだが、改革派の官僚の中にはけっこう歓迎する人も多いのではないかと思う。菅といえばやはりもっとも脚光を浴びたのは薬害エイズを認めた厚生相のときで、あのときはやるなあと唸らされた。官僚も自分では自己改革が出来ない、改革のためには政治家主導を実は必要とする人たちだから、今度の菅の就任はわりと歓迎されるのではないかという気がする。

まあそう考えてみると、菅は逆に総理大臣には向いていない。現場を持つ仕事の方が向いていると思う。鳩山も一度省庁を担当する大臣をやっておけばもっと如才なく振舞うこともできたのではないかという気がするが、官房長官と幹事長しか経験しないで総理大臣になってうまく行かなかった安倍晋三よりももっと条件が悪い。官房副長官だけではなあ。まあ細川護煕は一年生議員だったから（熊本県知事はやってたけど）それよりもましではあるが。

まあ民主党の得体の知れなさはどちらかというと鳩山とか岡田とか前原とかのイメージであって、小沢一郎とか菅直人とかは大体どういう職につけばどういう仕事をするだろう、というイメージが割と明確だ。まあその輪郭のはっきりした具合が得たい知れずに膨満した民主党にはあまりあってない感じではあるのだけど、政府のようにしっかりしたものが求められる組織にあっては菅が大臣になるのはプラスにしろマイナスにしろ評価のできる仕事をやるだろうということは期待できる。

まあ思想的な問題からものすごく評価できることをするだろうという期待は私には持てないが、形がなくぐずぐず崩れていきそうな民主党内閣を支えることは案外できるのではないかと思う。正直、ちょっとはしっかりしてくれないと困る。