日本の国民性の根本は「学び」

Posted at 09/12/19

日本辺境論 (新潮新書)
内田 樹
新潮社

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内田樹『日本辺境論』(新潮新書、2009)読書中。157/252ページ。日本を辺境と位置付けることの妥当性はどうかとおもわないことはないが、というより「辺境」という表現の問題だと思うのだけど、そうだなと思ったのは日本人の民族性のかなり根本的な部分に「学び」があるという指摘で、これはまったくそのとおりだと思った。正直言って、日本人ほど「学ぶ」ことが好きな国民はいないんじゃないかなと思う。これだけ「一生勉強」みたいなことが広く受け入れられている国はないだろうし、スキルアップとかキャリアアップのような「不純」な勉強の仕方はいまだに胡散臭く思われている。

「ヨブ記」というのは日本では人気のある聖書の一書だが、その本質は「人間はなぜここに自分がいるのかわからない」ことだ、という指摘もなるほどと思わされた。それが、日本人にとっては自然なことなのに、ヨーロッパ人にとっては抵抗のある考え方だ、というのもなるほどと思う。

いろいろ書こうと思ったのだがなんだか頭が動かない。中途半端だがこれだけで。

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