ハードディスクにデータを残さない人

なんだかまだ仕事がいろいろあるのだが、一度東京に帰ることにした。弟も来てくれたので、日曜月曜と東京に行ってこようと思う。最近、二週間に一度、一泊しかしないで帰ってくるペースになっていたが、今回は平日に用事があるので月曜の少なくとも午前中は東京にいなければならない。

今日は午前中に親戚を一軒訪ねてこれであいさつ回りは終わり、というところ。弟が早い特急で帰ってきたので駅に迎えに行く。弟はほかの親戚に用事があって、車を弟に使わせて私と母は軽で出かけた。帰ってきてしばらくしたら弔問客があり、弟との打ち合わせがごたごたした。

職場に出て、仕事をしていたらこちらにも弔問客。喪主挨拶で読んだ父の文章のコピー元がどこかに行ってしまい、父のPCの中を探ってみたが、出て来ない。グーグルのデスクトップ検索を使ってみたら、作業中に保存されたテンポラリーファイルは出てきたが、完成稿がない。どういうわけだか父はハードディスクにはデータを残さない人で、父の原稿をまとめようとしてもそのあたりで苦労している。フロッピか何かに保存されているとは思うのだけど、それがどこにあるのかよくわからない。って言うか探すしかないのだけど。

民主党政権は急速に反米親中路線をひた走っている。それが何か戦略的なビジョンに基づいているならいいのだけど、そこまでのビジョンは正直言って感じられない。戦略なき火遊びにしか見えないのがおそろしいところだ。もちろんいまのままの米国従属路線が望ましいとも思わないが、大国から相対的に独立した存在であることを目指すなら、独自武装などやらなければならないことはたくさんあるはず。従米が従中になるなら危険度はより増すばかりだ。そのぐらい誰の目にも明らかだと思うのだが。

いろいろなことを考えるが文章にならない。考えているうちに眠ってしまう。いま自分に必要なのは思考よりも休息であるらしい。