何もかもうまく行けばいいのに/「科学」と「学習」の休刊:共有体験が崩壊していく
Posted at 09/12/03 PermaLink» Tweet
今日は朝から忙しかったし、本当にいろいろなことがあった。でも大体ここにはちょっと書けないような話で、そういうときにはなかなか書くことがなくて困る。
昨日は10時まで仕事。昨日も忙しかった。久しぶりに仕事が忙しい日が二日続いて充実感はあるが疲れる。帰宅後夕食、入浴、就寝。就寝は12時前なのに、最近6時に起きられない。
今朝も起床6時50分。朝がだいぶ暗くなってきたせいもあるな。もうすぐ二十四節気で言えば大雪か。冬至までも20日くらい。昼が短いのも当然か。7時半に朝食は半ば固定なのでそれまでに活元運動とモーニングページを書いて、朝食後にブログの原案を書いて山麓へいき、1時半くらいまでいて帰ってきて昼食にし、休憩後街での用事を済ませて職場に出る、というパターンにしたいのだけど、起きるのが遅いのですべてが押せ押せになってしまう。
今日は7時半まで軽く活元運動をし、朝食後すぐ山麓へ行って、父の病室でモーニングページを書こうと思っていたのだけど、医者との話が長くなって10時前になり、あわてて駅に妹を迎えに行って、山麓に送り届けた。駐車場を出るときに車の屋根に飲みかけの缶コーヒーを置いたまま発進してしまったことに後で気づき、駐車場を見てみたがもうなくなっていた。この手の失敗はもう二度目。学習しなければ。
そのあと高速で松本へ。操法を受ける。腹の調子が悪かったとのこと。確かにそうだ。でも精神的な要因も大きいんだよな。とにかく無心で活元運動をしなければ。
高速で帰宅し、銀行によって仕事をひとつ片付けて帰宅。昼食を取って自室で一休み。結局あまり休まないうちに職場に出る時間に。
職場でまた仕事がいろいろ出てきて片付けていたら、最近では一番の懸案になっていた問題が一挙に解決したことがわかり、思わず拍手。ああよかった。
何もかもこうやってうまく行けばいいのに、と思う。
****
休憩時間に、朝買ったモーニングを読む。『ピアノの森』の副題は「覚醒」。修平の脱皮。これはすごい。しかし、雨宮父の心配が的中した。という独白で以下次号。おいおい困るよこの引きは。(笑)そのほかいろいろなマンガ、いろいろ面白かった。
ツイッターのタイムラインを読んでいると、断片的にいろいろ興味ある情報が入ってくる。「科学」と「学習」の休刊と言うのは淋しいニュース。「小学六年生」も休刊になったし、「みんなが読んでる」学習雑誌、というのがなくなるということは大げさに言えば文化的な共通基盤の喪失ということを意味するのではないかと思う。我々の子どものころほどの影響力はもうなくなっていたことは確かなんだろうけど、違う地方の出身者でも同じような文化的なものを共有していた記憶があるというのは大事なことだと思う。同じ年代の連帯感みたいなものがアニメなどの共有体験だけになってしまうと、どうも痩せたものになってしまう。もうなってる、のかもしれないけど。
共有体験、というのはいろいろな意味で大事だと思う。たとえば、童謡などをお年寄りから子どもまで共有するというのも大事なことだ。今の子どもたちは、たとえば「ふるさと」や「赤とんぼ」を聞く機会はない、と思う。ブラジルに渡ったお年寄りと日本の子どもたちが共有し得るものはそういうものしかないのに。日本人としての共有体験というものを、もっと大事にしていかないといけないと思う。
歴史物語の共有体験なども、そう言う意味でも重要だと思う。聖徳太子を歴史から抹殺しようという人たちは、ある意味そういう日本人としてのアイデンティティ的な共有体験を破壊しようという意図もあるのかもしれない。日本人ならみんな知ってる、というものをどんどん無くそうとしている教育関係者が、どうしてこんなに多いんだろう。
文化とか伝統って、受け継いでいくものだ、というのが教育の根本のはずなのに、なんか馬鹿にプラグマティックな考え方が蔓延している気がする。いまの教育のあり方そのものが日本文化の破壊の原動力になってる気がする。スサノオノミコトの高天原追放くらい、どの世代だって知っているべきことだと思うんだけどな。
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