車の運転と人間性

Posted at 09/10/09

ちょっと考えたこと。読みにくいかもしれないがご勘弁。

自分を動かし、人を動かしていくことは、自分を状況に適応させながら人も状況に適応させていくということで、その状況には自分も人もはいっているのだから、いつも刻々と変化している。自分が何か目的を持って動いていて、人もまたそのひとの目的を持って動いている。その目的を見失わないようにしながら、その目的のために自分を変え、人を変え、状況を変える。つまり流れを作り出す。流れを作り、その流れに人も自分も状況も乗せて目的に達する。

そのために重要なのは「機」、「度」、「間」。機会を逸しないこと。状況がこちらに傾いたときに、それに乗れる瞬発力。押したり引いたりする度合い。相手と自分、相手と状況、あるいは自分の心と意識の間合い。呼吸をあわせること。

いろいろな場面があるけれども、たとえば車を運転しているときにそういうことはよく感じる。譲り合いになったときにどちらが先に出るか。前の車との距離感。ハンドルをどのくらい切るか。大体、慣れてきたら無意識のうちにやることだけど、それでもうまい下手があったり、その人の人間性や精神状態がよく現れるのが車の運転だ。車を運転するということは、その人の人間性を公開しながら走っているということだなあとよく思う。

今日私は、朝、軽で出かけて自宅と職場のゴミを処理してきたのだが、帰り際にちょっと運転でへまをした。大きなことにならなかったからよかったのだけど。また10時過ぎに1300で出かけてガソリンを入れ、蔦屋で本を物色して、そのまま山麓に運転していった。いつもと違う交差点から土手道に行ってみると、土手道から出ようとする車と入ろうとする車で道に軽い渋滞が起こっていて、なるほどこういうことになるのかと思う。ただ、思ったより距離的に遠くなかったので、この道はありだなとは思った。今日は運転しながら、自分がなんだかふわふわしている、浮ついているという感じがした。こういうときは危ないので気を引き締めて、注意して運転する。注意してても交差点を曲がるときのアクセルの踏み方とか、自分の気に入らない踏み方をしたりして、やっぱり落ち着いてないなと思った。山麓で思ったより時間を使って、帰りは国道で帰ってきたが失敗した。台風明けのせいか、道が混んでいる。帰りは予定時刻ぎりぎりになった。武津の交差点の手前のセブンイレブンのところで道路工事をしていて、小和田バイパスがここにつながるんだなと確認。つながったら車の流れはどう変わるんだろうか。いつもそうだが、帰りになるともう車の運転について意識はしなくなっている。ただそういうときは、本当に人間性が現れているんだろうなと思う。

それにしてもコントロールとか適応とかいうことは考えることではなくて行動することだ。そういうことについての失敗も成功もいろいろあるけれど、なかなかこういうところでは書けないことも多い。まあ、具体的過ぎるからだが。

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