『ピアノの森』の演奏CDを焼く

昨日は本棚の整理が一段落し、だいぶ片付いた印象になった。しかしまだ、雑誌やマンガ、古い書籍やコピーなどの資料、自分で書いたメモ書きなど、未整理のものがたくさん残っている。それが本棚を占領している部分もあり、このあたりを片付けるのはまだまだかかりそうだ。来週は地デジ対応のテレビも来るので（といっても貰いものだが）そのスペースも作らなければ。それでも自分のスペースがだんだん自分の意志が行き届くものになっていくのは楽しい。

今朝は起きてから活元運動をしたりモーニングページを書いたりしたあと、というか正確にはしながら、『ピアノの森』の主人公・カイがショパンコンクールの一次で弾いた曲をピックアップしてCDに焼いた。エチュード２曲、ノクターン、ワルツ３曲、バラード、そしてプレリュード１１曲。プレリュードのデータがなぜかずれていて、一度録音したあとでしなおす破目に。聞いていたら、いつまで経ってもプレリュード１５番『雨だれ』が出て来ないのでおかしいと思ったら、３曲分全部データがずれていた。CD-Rは一度しか録音できないから、全部録音しなおすことになる。なんだか難しいが、中学生のころマイフェヴァリットテープを作ってカセットレコーダーで（ラジカセですらなかった。もちろんモノラル）聞いていたころを思い出した。あのころの音楽に対する新鮮な気持ちが、今の自分にも必要なのかなと思う。

それに味を占めて、今度はレフ・シマノフスキの曲も録音してみる。プレリュード６曲、ノクターン、エチュード２曲、舟歌、ワルツ３曲、スケルツォ。カイの曲は短調でハードな曲が多いが、レフの曲は長調で優しい曲が多い。当然だけど、作者は相当ショパンを聞き込んでこのマンガを書いてるんだなと改めて思う。アダムスキや雨宮、パンウェイなどもプログラムが書かれているので、またつくってみたい。以上二枚の演奏者はアシュケナージが主だが、レオンスカヤ、ピリス、ケンプもある。

二次の曲もやってみたいが、これはソナタ・マズルカ・ポロネーズから成っている。マズルカは全曲集があるが、ソナタは２番と３番しか手持ちがない。ポロネーズは見取りの選曲のものしかないので、ポロネーズの全曲集は買ったほうがいいように思われるが、ソナタは１番はあまり演奏されることがないらしく、どうしようかと思う。そういえばカイは一次でスケルツォは弾いてなかったが、なぜかな。作者の意図をあれこれ考えるのも楽しい。