諸星大二郎『巨人譚』/ニーチェ『悲劇の誕生』

Posted at 09/08/01

昨日。午前中に山麓に出かけたが、途中で何度も雨に降られ、時には土砂降りに近い降りだった。ちょっと書店によって行こうと思い、塚原の平安堂に入る。飯島の平安堂は割合本がある(岩波文庫も少しはある)のでこちらにもあるかと思ったが、こちらの方は充実度が低かった。マンガはそれなりにある感じ。

巨人譚 (光文社コミック叢書“シグナル” 19)
諸星大二郎
光文社

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いろいろ見ていたら諸星大二郎『巨人譚』があり、これはまだ買ってなかったので購入。帰って少し読んだが、最近の諸星にしては面白いかなという感じ。ギルガメッシュが主人公だったり、(そういえばギルガメッシュ☆ナイトという飯島愛が出ている番組が昔あったということを今唐突に思い出した)ギリシャ人(テセウスとか)がならず者だったりする話。いろいろとたくらみがあって、そのたくらみが諸星の魅力なのだが、昔ほどそれが深い感じがしないのは残念。

まっすぐ国道に向かったらあけぼの隧道を通ってユニクロに出たので驚いた。知らないうちに国道の下をくぐってしまっていたのだ。せっかくなのでユニクロで少し買い物をして、隣の西友で昼ご飯を買って帰った。

悲劇の誕生 (岩波文庫)
ニーチェ
岩波書店

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ニーチェ『悲劇の誕生』44ページ。ディオニソス的な生の饗宴は世界中に見られるが、アポロン的精神に守られたギリシャのみにおいてディオニソス的なるものが芸術となりえた、という話は大変納得できる。そこから対立と克服、新たな二つのものの抗争が始まり、そして両者が合体してギリシャ悲劇が誕生する。話の筋は大変よくわかる。

***

いきなりものすごい水の音がしてさて二階のトイレでも壊れたかと慌てて駆け上がったら天井の低い部分に頭をぶつけてひっくり返った。屋根裏から外に出てみると隣の家の子どもがベランダでプールで遊んでいて、その水を屋根にぶちまけたのだという。樋に落ちるから大丈夫だと思ったというが、驚いた。

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by Luke Peterson

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