目の前に巨大なイーピンが/パキスタンとスリランカ

Posted at 09/05/17

昨日夜帰京。売店で久しぶりに朝日新聞を買い、帰りの車中では大体それを読んでいた。金曜日はダルビッシュが勝ったのでスポーツ新聞にしようかとも思ったのだが、久しぶりに一般紙を買って読んでみた。新聞というものも本当に魅力がなくなってきているが、新聞が切り取っている世界自体が魅力がなくなっているのか、新聞が力不足なのか。

今日は目が覚めたら9時を回っていた。どうしてこんなに疲れているんだろうと思うくらいに疲れが出ている。午前中はサンデープロジェクトを少し見たが、あまり何も出来ず。午後、溜まっていたクリーニングを出しにいって、ついでに近くの蕎麦屋でカツ丼と盛のセットを食べる。最近改装されて、お洒落な感じになったが、客が少ない。味は以前と変わらない。少し食べ過ぎた。

午後はまた気がついたら寝てしまった。何度か起きようと思って目を開けると、目の前に巨大なイーピン(麻雀の)模様が見える。大学の正門がイーピンカンツと言われていたが、ああいう巨大なイーピンの模様が見えて、一体自分はどこにいるんだろうといぶかしく思ったが、何度か苦労して目を開けたら、天井からぶら下がっている電気(ペンダント型の蛍光灯)だった。日常のものが異形に見えるようでは困る。太宰治に、目の前を石が動いているなあと思ったら、子どもが紐をつけて引っ張っていた、という文があるが、(確か『晩年』だったと思う)私も時々そういう感覚に襲われることがある。

午後6時過ぎからのNHK「海外ネットワーク」を見ていたら、政府軍とイスラム過激派との戦闘が激化したパキスタンを取り上げていて、それはそれでいいのだけど、今タイムリーに報道すべきなのはむしろスリランカの内戦、「タミルイーラム解放の虎」の件ではないかと思った。これ、なぜか日本では関心が薄いのだが、国連事務総長やアメリカのオバマ政権は盛んに懸念を表明している。実際どんなことが行われているのかよくわからないのだが、長年に渡る内戦の最終段階だし、政府軍側も復讐心が高まっているだろうから、下手をすると虐殺的なことが起こってもおかしくはない。冷静な対応が求められるが、そのためにはもっと報道が入っていくことが必要ではないかと思う。


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by Luke Peterson

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