起訴猶予の見通し/雨中の車中で気分転換

Posted at 09/04/25

昨日。仕事は夜10時20分ころまでかかった。かえって食事、入浴。テレビで草弓箭剛の記者会見を少し見る。これだけ取り上げられるのは人気者の故だろうけれども、まあ少し騒ぎすぎなのは確かだ。しかしまあ一般に彼に同情的で、犯罪というよりは失態というようなものだから、今ネットのニュースを見たら起訴猶予になる見通しだということで、まあそんなものだろうと思う。普段「いい人」を「ペルソナ」としてやっているのでその「影」としてワイルドなものへの志向があったのかなと付け焼刃のユング心理学にあてはめて考えてみる。やはり酒によって自分の無意識を解放し、心のバランスを取っていた面はあるんだろうな。まじめな人のプチアドベンチャーだったんだろうと思うとやはり気の毒な感じがするというのが一般の日本人の受けとめ方なんだろうと思う。

今朝は起きるのが遅くなって6時半。きのう操法を受けたのでぐっすり眠ったということなんだろうと思う。いろいろものを考えつつモーニングページ。7時半になって父に愉気、朝食。自室に戻ってまたつらつら考える。書くことと知ること、そして癒すこと。今の生活はそれが中心的な三要素になっているが、書くことがやはり弱いというか、方向性をもっと持たせないといけないと思う。知ることはとにかく楽しくてあちこちに暴走してしまうが、書くことは自分の主体的な行為なのでねらいを定めてある程度厚みのある作品を書くことを目指さないといけない。ブログやモーニングページで書いた量は膨大だが、それらは基本的に自分のための文章。自分のためでない文章は最近、仕事などで書く手紙が大半なのだけど、世界にプラスになる(ことを目指す)文章をもっと書いていかないとと思う。

考えごとをしながら本を読んだりモーニングの古い号を読み返したりしていたが、少し出かけることにしてかなり強い雨の中を車で出かけた。どこという当てがあるわけではないので行き先に迷ったが、結局湖沿いの少し離れたガラス専門の美術館まで行き、自動販売機で午後の紅茶を買って雨の車の中で少したたずんだ。時間があるわけではないのですぐ帰ってきたが、こういう気分転換もありだなと思う。そういう意味では車というのはいろいろに使えるものだ。

河合隼雄『無意識の構造』を読了。基本的なタームがいちばん端的に理解できた気がする。続けて岩波新書の『コンプレックス』にかかっている。

コンプレックス (岩波新書)
河合 隼雄
岩波書店

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