春の虫たち:ウンカ発生

Posted at 09/04/08

回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3) (ちくま文庫)
野口 昭子
筑摩書房

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昨日帰郷。行きがけに丸善で野口昭子『回想の野口晴哉―朴歯の下駄』(ちくま文庫、2006)と永沢哲『野生の哲学―野口晴哉の生命宇宙』(ちくま文庫、2008)を購入。『回想の…』は先日まで読んでいた『朴歯の下駄』の文庫化したもので、この本がメジャー出版社から出るというのは少し驚きを感じた。しかし、普通によい本なので、とは言っても野口整体に全く関心がないとちょっと辛いかもしれないが、『整体入門』や『風邪の効用』を読んだ次に読むにはいいかもしれない。まあ関心があるならそれ以前に一度各指導室で開催される「活元の会」等に参加した方がベターだとは思うが。

野生の哲学―野口晴哉の生命宇宙 (ちくま文庫)
永沢 哲
筑摩書房

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特急の中で『野生の哲学』をずっと読んでいたが、どうも社会科学的ないしポストモダン的な意匠でいろいろ塗りたくってる感じがしてちょっと私には消化しにくい。そういうあたりにくると「中略」と呟いて二三ページ飛ばす、というパターンで読んでいても、だんだんその論理に飲み込まれてくる一面があり、まず自分の野口の思想の理解をもう少しはっきりさせてから出ないと混乱するなあと思った。

郷里に帰ってくるとなんだかんだと仕事があって忙しい。メインの仕事は9時半過ぎまで。そのほか、つまらない仕事ながら私がやらないと仕方がないものが結構あって、そういうものを片付けていると忙しくなる。月曜の夜は3時間くらいしか寝なかったので昨日の夜はもっと寝るかと思ったが、6時前に目が覚めた。しかし寝床の中で行気的なことをしていたらいつのまにか7時半になっていた。

今朝は銀行を回ったり私物を買ったりガソリンを入れたりなどなど。その途中でスーパージャンプを買って今日は久しぶりにじっくり読んだ。『バーテンダー』はいつもながらいい。『王様の仕立て屋』は今回はまあよかったが、最近少しテンションが低い気がする。
信州も春だなあと思う。というのは、ウンカが発生していて、道を歩いていて鬱陶しくなってきたからだ。車にも知らないうちに入ってきてわんわんしている。日和が温かくなるだけでなく、生物たちも動き始めたら、やはり春だなと実感する。

部屋の下に咲いていたスイセン。


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by Luke Peterson

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