古代日本の時間認識、など

Posted at 09/04/01

毎日あれこれと仕事が忙しい。その一方で研究の方もすすめているので頭も体もフルに使っている感じだ。とは言っても座り仕事だし、機械にやらせる仕事も多いので肉体労働ではないから、運動不足ではある。仕事が忙しいのに運動不足だというのはやはり仕事の仕方としてどうも変な感じはするのだが、仕方がない。偏り疲労もむべなるかなである。

しかしやはり頭はフルに使う方が健康にはいいようで、活元運動がよくでて気持ちいい。思いっきり蓄積した疲れがこれですかっとするとやはりよいなあと思う。この春もこれで乗り切っていきたい。

時間の比較社会学 (同時代ライブラリー (325))
真木 悠介
岩波書店

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読んでいるのは野口晴哉関係の本ばかりで、ここに書いても仕方ないのだが、気分転換に真木悠介『時間の比較社会学』(岩波書店、1981。写真は同時代ライブラリー版)をぱらぱら読んだらとても面白かった。これは学生時代に買ったきりまともには読んでいなかったのだけど、今読むと部分的にとても面白い。全体を読むには気合がいるが、古代日本の時間認識について考察した部分は非常に興味深かった。古代日本の時間は不可逆な直線構造なのではなく(これは近代的な時間認識)、円環構造でもなく、(輪廻転生?)二点の単純な往復運動、昼と夜との、というようなことが書いてあった。きちんと読んでないのでどこかに勘違いがあるといけないのだが。しかしこれに没入してしまうとほかのことが支障をきたすのでときどき気分転換的に読む程度にしようと思う。

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