WBC連覇

Posted at 09/03/24

WBCで日本が連覇。最初の試合、ダルビッシュの先発で始まり、最後の試合、ダルビッシュの押さえで終わった。しかも9回の裏は打たれて同点とされ、10回のイチローの決勝打のお膳立てまで。打たれて悔しい思いをしている彼に挽回の機会を与えた原監督も偉い。こうした国際試合では、原のような無私の振る舞いが出来る人が監督に向いている。星野や野村のような自分を出しすぎるタイプでは、どこかで選手とぶつかってうまく行かないだろう。シーズンを通して指揮する自分のチームなら自分のカラーを出すこともいいが、この大会のためだけのチームの監督はそれは出来ない。無私の振る舞いができるがしかし野球に対する情熱だけは誰にも負けない、そういうタイプの人が適任だ。原は名監督だと思う。

MVPは松坂だそうだが、多くの人が岩隈にやりたかったと思うだろう。しかし3勝無敗の成績は文句のないところ。松坂が最も抜きん出たピッチャーであることは疑いない。それにしても、日本の投手はこんなにいいのかと、改めて感じさせられた大会だった。

打者では青木。ただ今日はあまり当たっていなかった。内川もいいバッターだな。岩隈もそうだが、やはり昨年タイトルを取った旬の選手が活躍するんだなと思う。3年前はロッテの選手の活躍が目立ったが、今回は特定の球団の選手が活躍したという印象がない。全快は大リーグの選手もイチローと大塚くらいだったが、今回は主に下位打線を固めて打線を重厚なものにする役割に使えるという、贅沢な布陣だった。日本野球のレベル自体が3年前よりも、昨年のオリンピックよりも、さらに向上しているように思った。慶賀の至りである。

***

身体論について書き始めているのだが、このテーマはなぜか万年筆を手に原稿用紙に向かえば発想が湧いてくるのにパソコンの前に座るとあまり調子が出ない。やってみて思ったが、パソコンというのは身体性にとっておそらく、かなり障害になるツールなのではないかという気がする。この文章に関しては清書以外には使えないかもしれないなという気がする。

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday