WBC、白洲正子、塩野七生

Posted at 09/03/19

昨日は3度目の日韓戦に敗れたのを後で知ってなんだかがっかりしたが、今日はキューバとの再戦に勝って何とか準決勝進出を決めた。しかし次はまた日韓戦。なんだかいいかげんにしてほしい感じだが、次は勝ってもらいたい。mixiの情報によると明日の先発は内海だそうだが、単なる順位決定戦という見方も出来るわけで、ここで重要な準決勝・決勝に備えて今まであまり使っていない戦力の再点検ということになるかもしれない。私としては渡辺にもっと投げてもらいたいが。

今朝は歩いて職場まで行き、用事を済ませて帰りに『モーニング』を買う。「東京怪童」が掲載されていたのは良かったが、「特上カバチ!」が休載。毎号何か必ず休載があるが、もともとそういう予定なんだろうか。なんだかよく分らない雑誌だが、最近の週刊誌というのはそんなものなんだろうか。

私はマンガを読むときは、何かイメージをもらいたいと思っていることが多いのだが、この号はあまり多くのイメージはもらえなかった。最もあったのは「バカボンド」か。この評判になったマンガは今まで読んでないのであまりよく知らなかったが、吉川英治を原作にしているということは今日はじめて認識した。しかし吉川の作品とはだいぶイメージが違う、といっても吉川を読んでないので勝手なイメージなのだけど。

いまなぜ青山二郎なのか (新潮文庫)
白洲 正子
新潮社

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午前中は白洲正子『今なぜ青山二郎なのか』を読みながら美とか善とか真とかについてイメージをめぐらせる。気分転換にガソリンを入れに行ったり、蔦屋に行ったり。ぶらぶらと店内を見て、目についた塩野七生・司修『コンスタンティノープルの渡し守』(ポプラ社、2008)を買う。好短篇。コンスタンティノープル、渡し守、悲恋という三題話で書いたような珠玉の短編という感じで、こういうのも書けるんだなと思う。大人向けの絵本。美は取り合わせだ、という話があったが、三題話というのも実は美の基本なのかもしれない。

コンスタンティノープルの渡し守
塩野 七生,司 修
ポプラ社

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amazonでみると、これは1980年刊の再発行らしい。やはり若々しいみずみずしさが感じられるのは、塩野自身が若かったからでもあるんだなと思う。

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