桜咲く/友達/般若心経

Posted at 09/03/29

東京は桜が三分咲き、くらい。それでも緑道公園にはたくさんの花見客。来週でも間に合うと思うが、咲きつつももう散ってもいる。日本橋に出たら桜祭りの出し物に雪のオブジェが展示されていて不思議な感じがした。リーガルの靴が安売りされていて、欲しいなと思ったが、とりあえず靴は間に合っているので買わなかった。

東京っていつもお祭りみたいだね、と誰かがいってたかどこかに書いてあったかしたのだが、こういう繁華街に出てくるといつもそう思う。人は大勢いるし、いつも華やいでいる。都会の空気は好きだ。

昨日帰京。死生論・身体論関係の本を本棚で探す。あるかと思った本がないのが多い。20年以上前に読んだ本とか、本棚のどこにあるのかさすがによくわからないなあ。買ったかどうかも定かでなくなると、どうにもならない。どこかで読んだ覚えがある、というのが雑誌だったりするともう探しようがなくなったりする。うろ覚えの記憶だけを頼りに書かざるを得ない。

「武」
甲野 善紀,井上 雄彦
宝島社

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今引っ張り出して読み直しているのが甲野善紀・井上雄彦『武』(宝島社、2004)。私は今まで『バカボンド』を読んでなかったので、井上という人がどういう作品を書いているのかよくわからなかったのだが、最近モーニングを読んでいるのでだいぶ感じがつかめてきた。その感じを持ってこの本を読んで見ると、だいぶ印象が違う。

一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786))
高橋 源一郎
岩波書店

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お昼前に友人に電話し、少し話してから有楽町に出かける。別の友人と食事をして喫茶店で話す。行きがけに日本橋の丸善により、持っていると思っていたけどどうも持ってなかったらしい『バーテンダー』の11巻と電話の友人に勧められた高橋源一郎『一億三千万人のための小説教室』(岩波新書、2002)を買った。

バーテンダー 11 (11) (ジャンプコミックスデラックス)
城 アラキ,長友 健篩
集英社

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『バーテンダー』11巻はかなりシビアな展開の部分で、買ったつもりだったけどどうも買ってなかったようだ。早瀬と瑠美のエピソードが私は好きなので、まあハッピーエンドになのだけど、その後の展開もどこかで出てくるといいなと思う。

般若心経・金剛般若経 (ワイド版岩波文庫)

岩波書店

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帰りに教文館により、『般若心経・金剛般若経』(岩波文庫、1960)を買った。死生論というと、やはり仏教的なものはどうしても関わってくる。あんまりそれに沈潜してしまうとまたそれも違うという気もするのだが、般若心経くらいは理解しておかなきゃなあとも思う。軽く読んだが、なんか心にすっと来るものはある。

地元の駅で下りて夕食の買い物と花を三束買う。アネモネ・ストック・スプレーマム。マムとは菊のことか。要するにスプレー菊か。ゆっくり生けよう。

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by Luke Peterson

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