文書消滅/チャクラ/底の知れない国

Posted at 08/12/30

一度書いた日記が消え、もう一度書いた日記も消えてしまった。どういうことか。最初は変換のときに変な反応が出てフリーズ。これは以前からときどきあり、警戒はしていたのだが、今回は保存しようとして保存を実行したら動かなくなってしまい、でも以前のファイルは残っていると思って再起動してみたら中身がすべて消えていた。初めての経験。いまだにWindows98のノートを使っているせいが大きいとは思うのだが、こういうことでは困る。

レイキで心と体を浄化する本
矢尾 こと葉
永岡書店

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矢尾こと葉『レイキで心と体を浄化する本』読了。ヨーガのチャクラや気功との関連性で書いてあるところが面白く読みやすい。また、チャクラやレイキの考え方のようなもの、それぞれのチャクラやポジションの意味付けのようなものが興味を引かれた。野口整体はそういう意味付けについて非常に禁欲的で、それはそれで意味のあることだし有効な戦略だと思うのだけど、私はやはりそういうことにある種の意味を求めてしまう傾向があるし、そういう意味で面白くはあるのだけど逆に意味の洪水のようになってよくわからなくなってしまうということもよくあることなので、まあ程々に理解していけばいいかなと思っている。

魂からの癒し チャクラ・ヒーリング
ブレンダ・デーヴィス,三木 直子
徳間書店

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昨日帰省。帰る途中、丸の内丸善で矢尾が推薦していたブレンダ・デーヴィス『[魂からの癒し]チャクラ・ヒーリング』(徳間書店、2005)を買う。まあこれは欧米系のいわゆるスピリチュアリズムやニューエイジ系のものと重なる語彙がかなりあるのでまあそれこそ程々に読むべきようなものなのだが、チャクラについての探求には興味があるので少し読んでみようと思っている。

破天 (光文社新書)
山際素男
光文社

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今回は読みかけになっていた山際素男『破天』(光文社新書、2008)も持って帰った。現在528/597。大菩提寺奪還闘争の第10次のところ。仏陀が悟りを開いた聖地ブッダガヤの大菩提寺が実質ヒンドゥー教徒の支配下になっていて、日本などから送られてくる数十億の資金もみな彼らが独占し使途は闇に消えているという実態はこの本を読んで初めて知った。その管理権をインド仏教徒の側に奪還しようというのがこの闘争の本義なのだが、数百年間管理権を持ってきたヒンドゥー教徒側の既得権擁護の執念は凄まじく、なかなか実現しない。今読んでいるのが1997年の時点で、今から11年前。インド政界も国民議会派などの既成勢力だけでなく、インド人民党(BJP)などの右派勢力(ヒンドゥー至上主義)が力を伸ばしていて、なかなか大変なようだ。この時点で佐々井も60台半ばのはずだし、度重なる断食による抗議行動も相当堪えているようだ。それにしても、宗教的な要求のために数十万の人たちが集まって座り込むことが何度となく行われているインドという国のすごさのようなものには読むたびに圧倒される。本当に底の知れない国である。

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