天皇誕生日雑感/大阪のバラエティは面白い
Posted at 08/12/23 PermaLink» Comment(2)» Tweet
今日は天皇誕生日。外交的にはナショナル・ホリデイ。宮内庁ホームページの「おことば」を読んだが、やはりあまり体調が優れないようで、心配だ。「将来重い立場に立つ」皇太子・皇太子妃の健康を心配され、また「働きたい人々が働く機会を持ち得ないという事態に心が痛みます。」と述べられている。現在の天皇陛下は、国民と苦労を分かち合おうという姿勢がとてもはっきりされていて、本当にご心配なんだろうと思う。陛下としては「これまで様々な苦難を克服してきた国民の英知を結集し,また,互いに絆を大切にして助け合うことにより,皆で,この度の困難を乗り越えることを切に願っています。」といわれるしかないだろうけれども、確かに「きずな」という観点を見直して見ることは現状においては必要なのではないかと思う。非正規雇用という「きずな」の弱い関係を作ることでお互い自由になったと思っていても、それは実際にはお互いにとってプラスではないのかもしれない。たくさんの人材を抱えて不況を乗り切って来たいままでの日本企業のあり方と今のあり方は大きく変化しているわけで、それが本当に企業にとってもプラスなのかどうか、考えるべきことはあるのではないかと思う。またそれを現実に支える政策を政府も打ち出していいのではないかとも思う。不況乗り切りは、人員整理という合理化に頼ってしまうと、日本企業の長所が減少してしまうのではないか。以上天皇誕生日雑感。
年賀状は無事、ほとんど出せた。あとは仕事関係と、元日の配達待ち。思ったより楽しく書けたが、さて反応はどんなものか。
なんとなくテレビを見ていたらやしきたかじん司会のバラエティ番組を千葉テレビか何かの配信でやっていたが、何だか面白かった。大阪のバラエティ番組というのは、洒落でやっているという余裕が感じられて、そのあたりが好感がもてる。東京のバラエティというのは芸人が生き残りに必死という浅ましさが前面に出ていて、そのあたりが白けるところがある。やはりバラエティは大阪の本道というか、若者老人、爆発的な芸と穏やかな芸、お色気と与太郎という感じに取り揃えて見せてくれるのが王道だなと思った。いや、若者といっても芋洗坂係長だったけど。(ちなみにお色気担当は大原かおりという人だったが、大阪の人かと思ったら八王子出身だった)
東京というのは「明日は東京へ出て行くからは」という具合に「勝負」の街だから余裕がないんだよな。大阪は「もうわややわ」とかいいながら何でも面白がってしまう余裕がある。というか、余裕を見せないと足元を見られるという文化なんで、大人じゃないと渡っていけない街なんだよな。東京はもっと直線的に突っ走って挫折する。若いころはそういうスピーディーなところが好きだったけれども、最近では大阪的な厚みのある芸の方が好きになっている。紳助やさんまももう若者の突っ走り芸では限界なんだが、もう転換は不可能なんだろうか。
体調はまだ完全ではない。結局、胃が調子が悪いだけではなく、左半身全体が凝りが多発しているのだけど、本当に調子が悪いのはむしろ右半身で、その負担が左半身に行っているというのが本当のところのようだ。結局胃に関係のある胸椎の10番11番に息を通し、その痞(つか)えをのぞいていくことが一番のポイントだなと思う。
昨日は年賀状書きの気分転換に午後でかけた。午前中も郵便局の支払いの用事のついでに年賀状を買ったり、カラープリンタのインクがなくなったので家の裏のヤマダ電機に買いにいったりしてはいたのだが、午後に日本橋に出てモーニングページ用のノートと桜井章一『見えない道の歩き方』(竹書房、2008)を買った。これは甲野善紀がブログで推奨していたのだが、確かに今までの本の中ではわかりやすいものかもしれない。ただ、まだあまりよく読んでいないのではっきりとはいえないのだけど。
見えない道の歩き方桜井 章一竹書房このアイテムの詳細を見る |
「人はみなニセモノだ」とか「悟らない」など、自分の中を見回して見なければ、と思わされるような言葉がたくさんある。人はヌエ的なもの、ハイブリッドなもの、というここ数日私が考えていることと同じ方向のことかな、と思わされるような言葉もある。腰を落ち着けて読んでみたい。
カテゴリ
- Bookstore Review (17)
- からだ (237)
- ご報告 (2)
- アニメーション (211)
- アンジェラ・アキ (15)
- アート (431)
- イベント (7)
- コミュニケーション (2)
- テレビ番組など (70)
- ネット、ウェブ (139)
- ファッション (55)
- マンガ (840)
- 創作ノート (669)
- 大人 (53)
- 女性 (23)
- 小説習作 (4)
- 少年 (29)
- 散歩・街歩き (297)
- 文学 (262)
- 映画 (105)
- 時事・国内 (365)
- 時事・海外 (218)
- 歴史諸々 (254)
- 民話・神話・伝説 (31)
- 生け花 (27)
- 男性 (32)
- 私の考えていること (1052)
- 舞台・ステージ (54)
- 詩 (82)
- 読みたい言葉、書きたい言葉 (6)
- 読書ノート (1582)
- 野球 (36)
- 雑記 (2225)
- 音楽 (205)
月別アーカイブ
- 2023年09月 (19)
- 2023年08月 (31)
- 2023年07月 (32)
- 2023年06月 (31)
- 2023年05月 (31)
- 2023年04月 (29)
- 2023年03月 (30)
- 2023年02月 (28)
- 2023年01月 (31)
- 2022年12月 (32)
- 2022年11月 (30)
- 2022年10月 (32)
- 2022年09月 (31)
- 2022年08月 (32)
- 2022年07月 (31)
- 2022年06月 (30)
- 2022年05月 (31)
- 2022年04月 (31)
- 2022年03月 (31)
- 2022年02月 (27)
- 2022年01月 (30)
- 2021年12月 (30)
- 2021年11月 (29)
- 2021年10月 (15)
- 2021年09月 (12)
- 2021年08月 (9)
- 2021年07月 (18)
- 2021年06月 (18)
- 2021年05月 (20)
- 2021年04月 (16)
- 2021年03月 (25)
- 2021年02月 (24)
- 2021年01月 (23)
- 2020年12月 (20)
- 2020年11月 (12)
- 2020年10月 (13)
- 2020年09月 (17)
- 2020年08月 (15)
- 2020年07月 (27)
- 2020年06月 (31)
- 2020年05月 (22)
- 2020年03月 (4)
- 2020年02月 (1)
- 2020年01月 (1)
- 2019年12月 (3)
- 2019年11月 (24)
- 2019年10月 (28)
- 2019年09月 (24)
- 2019年08月 (17)
- 2019年07月 (18)
- 2019年06月 (27)
- 2019年05月 (32)
- 2019年04月 (33)
- 2019年03月 (32)
- 2019年02月 (29)
- 2019年01月 (18)
- 2018年12月 (12)
- 2018年11月 (13)
- 2018年10月 (13)
- 2018年07月 (27)
- 2018年06月 (8)
- 2018年05月 (12)
- 2018年04月 (7)
- 2018年03月 (3)
- 2018年02月 (6)
- 2018年01月 (12)
- 2017年12月 (26)
- 2017年11月 (1)
- 2017年10月 (5)
- 2017年09月 (14)
- 2017年08月 (9)
- 2017年07月 (6)
- 2017年06月 (15)
- 2017年05月 (12)
- 2017年04月 (10)
- 2017年03月 (2)
- 2017年01月 (3)
- 2016年12月 (2)
- 2016年11月 (1)
- 2016年08月 (9)
- 2016年07月 (25)
- 2016年06月 (17)
- 2016年04月 (4)
- 2016年03月 (2)
- 2016年02月 (5)
- 2016年01月 (2)
- 2015年10月 (1)
- 2015年08月 (1)
- 2015年06月 (3)
- 2015年05月 (2)
- 2015年04月 (2)
- 2015年03月 (5)
- 2014年12月 (5)
- 2014年11月 (1)
- 2014年10月 (1)
- 2014年09月 (6)
- 2014年08月 (2)
- 2014年07月 (9)
- 2014年06月 (3)
- 2014年05月 (11)
- 2014年04月 (12)
- 2014年03月 (34)
- 2014年02月 (35)
- 2014年01月 (36)
- 2013年12月 (28)
- 2013年11月 (25)
- 2013年10月 (28)
- 2013年09月 (23)
- 2013年08月 (21)
- 2013年07月 (29)
- 2013年06月 (18)
- 2013年05月 (10)
- 2013年04月 (16)
- 2013年03月 (21)
- 2013年02月 (21)
- 2013年01月 (21)
- 2012年12月 (17)
- 2012年11月 (21)
- 2012年10月 (23)
- 2012年09月 (16)
- 2012年08月 (26)
- 2012年07月 (26)
- 2012年06月 (19)
- 2012年05月 (13)
- 2012年04月 (19)
- 2012年03月 (28)
- 2012年02月 (25)
- 2012年01月 (21)
- 2011年12月 (31)
- 2011年11月 (28)
- 2011年10月 (29)
- 2011年09月 (25)
- 2011年08月 (30)
- 2011年07月 (31)
- 2011年06月 (29)
- 2011年05月 (32)
- 2011年04月 (27)
- 2011年03月 (22)
- 2011年02月 (25)
- 2011年01月 (32)
- 2010年12月 (33)
- 2010年11月 (29)
- 2010年10月 (30)
- 2010年09月 (30)
- 2010年08月 (28)
- 2010年07月 (24)
- 2010年06月 (26)
- 2010年05月 (30)
- 2010年04月 (30)
- 2010年03月 (30)
- 2010年02月 (29)
- 2010年01月 (30)
- 2009年12月 (27)
- 2009年11月 (28)
- 2009年10月 (31)
- 2009年09月 (31)
- 2009年08月 (31)
- 2009年07月 (28)
- 2009年06月 (28)
- 2009年05月 (32)
- 2009年04月 (28)
- 2009年03月 (31)
- 2009年02月 (28)
- 2009年01月 (32)
- 2008年12月 (31)
- 2008年11月 (29)
- 2008年10月 (30)
- 2008年09月 (31)
- 2008年08月 (27)
- 2008年07月 (33)
- 2008年06月 (30)
- 2008年05月 (32)
- 2008年04月 (29)
- 2008年03月 (30)
- 2008年02月 (26)
- 2008年01月 (24)
- 2007年12月 (23)
- 2007年11月 (25)
- 2007年10月 (30)
- 2007年09月 (35)
- 2007年08月 (37)
- 2007年07月 (42)
- 2007年06月 (36)
- 2007年05月 (45)
- 2007年04月 (40)
- 2007年03月 (41)
- 2007年02月 (37)
- 2007年01月 (32)
- 2006年12月 (43)
- 2006年11月 (36)
- 2006年10月 (43)
- 2006年09月 (42)
- 2006年08月 (32)
- 2006年07月 (40)
- 2006年06月 (43)
- 2006年05月 (30)
- 2006年04月 (32)
- 2006年03月 (40)
- 2006年02月 (33)
- 2006年01月 (40)
- 2005年12月 (37)
- 2005年11月 (40)
- 2005年10月 (34)
- 2005年09月 (39)
- 2005年08月 (46)
- 2005年07月 (49)
- 2005年06月 (21)
フィード
Powered by Movable Type
Template by MTテンプレートDB
Supported by Movable Type入門
"天皇誕生日雑感/大阪のバラエティは面白い"へのコメント
CommentData » Posted by yamato2006 at 08/12/23
こんにちは
久し振りにコメントします。
毎日見ています。
いつも、勇気と知識と元気をありがとうございます。
少し早いですが、良いお年をお迎え下さい。
CommentData » Posted by kous37 at 08/12/24
>yamato2006さん
ご無沙汰しています。いつもありがとうございます。
yamato2006さんも良いお年をお迎えください。