セカンドライン/現代インド仏教の日本人指導者

Posted at 08/12/16

朝からいろいろやっていたら時間がなくなってきた。

昨日は午後、日本橋に出かける。着るものでいくつか欲しいものがあったのだが、どうしようかなあと思いつつ高島屋に向かっていたら向かいのコムサストアが目に入り、行ってみることにする。いままできちんと把握はしていなかったが、これはコムサでもセカンドライン(普及品)の店(「コムサイズム」)だということを知る。ファーストラインを買うほどの資金はないので、とりあえずそういうもので我慢しようと。ブルーのニットと、青系のストライプのネクタイをかう。

丸善に行き本を物色。どうも食指が動かない。まだ早いが夕食の買い物をして帰ろうかと思い、プレッセへ。コーヒーが切れていたのでコーヒーを買って、後はリッタースポーツも買ってみた。ラムレーズンがなくて、ストロベリーにする。

さて帰ろうかと思ったがどうもまだ帰る気がせず、どこかに行ってみようと思い立つ。配布されている地下鉄の路線図を見ないで指差してみたら赤坂見附のあたり。でもあまりピンとこなかったので近くの駅を選り取り、六本木一丁目の書原に行ってみることにする。

破天 (光文社新書)
山際素男
光文社

このアイテムの詳細を見る

銀座線で溜池山王、乗り換えて一駅。書原は改札を出て右側すぐにある。書棚の間を回遊し、目に留まったのが山際素男『破天』(光文社新書、2008)。これは現代インド仏教の指導者アーリヤ・ナーガルジュナ・佐々井秀嶺の記録。現代インド仏教の復興者・アンベードカルの後継者で、5000万とも1億とも言われるインド仏教徒の指導者だという。現代のインド仏教が本質的にはアンベードカルの支持者で主に不可触民から成るということは知識としては知っていたが、佐々井のことも現代の仏教徒の総数のことも全然知らなかった。これはドキュメンタリーというか伝記というか読んでいてかなり伝奇色も強い感じもするが、大変刺激的な読み物であることは間違いない。二段組で597ページという分厚さ。しかし昨日少し読み始めてもう65ページまで行ったので、案外すぐ読めるかもしれない。

なごみ 2009年 01月号 [雑誌]

淡交社

このアイテムの詳細を見る

もう一冊、裏千家の雑誌『なごみ』を買った。付録に来年の手帖がついていて、これは遊びのときに使うのにちょうどいいかなという感じがする。本誌は、裏千家の本拠・今日庵が写真入りで詳しく紹介されていて、見ていて楽しい。この書店は相変わらず、何か発見をさせてくれる。

どこかでお茶を飲んで帰ろうといくつか探し、1階の「Paul」で赤ワインとタルトで休憩。思いがけず和んだ。ゆっくりとした。帰りはまっすぐ帰った。

夜はいろいろなことを考えたりネットで探し物をしたりしていたらどうも遅くなってしまった。『ヴィジョナリーズ』を読了。ファッションの本は本当に面白い。特にデザイナーたちの個性は読んでいて楽しくなる。こういう本を読みたいんだなと思う。

ヴィジョナリーズ―ファッション・デザイナーたちの哲学
スザンナ フランケル
ブルースインターアクションズ

このアイテムの詳細を見る

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday