凍結した道を霧ケ峰に上る

Posted at 08/12/06

今朝は6時半頃に起床したが、起きてすぐ車を借りて職場に出て、用事を済ます。午前中に出かけ、霧ケ峰に上る。基本的に制限速度を越えないので、飛ばす車が後から二台追いついてきて、途中で先に行かせた。このあたりの山はカラマツが多く、カラマツの短い茶色い落ち葉がところどころ、絨毯のように路側に降り積もっている。山頂付近になってくると路面に雪が増えてくる。今朝は街中でも雪がちらついたが、今年はまだ積もってはいない。(松本の方ではもう積雪したことがあったようだが)路面の雪は凍結していて、路上は車輪の通るところが轍になり、車線の真中が盛り上っている。ときどき車の底を擦る音がする。

急に視界が開け、一面真っ白な樹氷。息を飲んだ。凍結した路面は怖いけれども、陶然とするほどきれいだ。来てよかったと思った。しばらくいくと、反対車線で車をとめ、三脚を立ててカメラを構えている人たちが何人も。この美しさを見たら、写真を撮りたくなるだろう。感じからしてプロの人たちかと思った。

山頂のスキー場付近に出ると、もう道は一面凍結していて、あたりも真っ白の銀世界。自動販売機の前で車をとめ、外に出ると相当寒い。わずかな時間だが手袋をし、帽子をかぶって自販機でココアを買った。

さらに先に進み、池のくるみの方に向かう道が分かれる。そこを右折し、今度は下りに。まだまだ凍結している場所が多く、慎重に。ときどきすっと滑る感じがある。スタッドレスにはしてあるけれども、本当ならチェーンも巻きたい感じではある。所々に車が止まっていて、この雪景色を撮りに来たようだった。

道は霧ケ峰線より細く、対向車もあまりない。道はゆっくり下っていくが、ときどき急なところもあり、しばらくは雪道だったので慎重に降りていったが、霧ケ峰農場のあたりまで来るともう雪はなかった。ある程度スピードは出せるがまた急な坂道もあり、エンジンブレーキを多用する。霧ケ峰農場のあたりは路側に並木があったり、こんもりとした茂み越しに日がさしてきたりで気持ちがいい。またカラマツの林があって、カラマツの落ち葉。冬から秋に戻った感じ。ヘアピンカーブが多く、運転していて楽しい。こういう自然を相手にした道は本当に運転が楽しいなあ。一つ間違ったら危険でスリルがあるからだが、こういうドライブが病みつきになるのは分るなあと思った。

ほとんど平地まで近づいているのに急坂が続く。下に下りるとすぐ甲州街道の旧道があり、もう少し降りると国道。ちょうど先日3回通った教習所の横を通り、向かいのローソンに入って一休みした。

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Title background photography
by Luke Peterson

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