新幹線の威力/普天王関の判入り番付表が当たった

Posted at 08/11/11

一昨日は新横浜に行ったのだが、ずいぶん都会なので驚いた。私の中の新横浜は30年前のイメージなので、本当に何もないところだったから。しばらく前に千葉に行ったときの印象に似ている。野原に出現した人工都市という感じだ。新幹線の威力というものは、時代が下るに従って強くなっているのではないかと思った。そういう意味では、44年前に作られた鉄道が今でも強力なインフラになっているというのは相当な先見の明があったということになる。

雨もよいの夕方のローズガーデンは、思ったより風情があった。もちろん、天気のいい午後に港を見下ろす気持ちのよさが港の見える丘公園の醍醐味ではあるのだけど、曇れば曇ったなりに、雨降りなら雨降りなりの気持ちよさがある。どうしても「遠いところ」なのでなかなかいけないので、元町あたりに一度住んでみたら気持ちがいいだろうなと思う。気分転換に文庫を持って薔薇を見に行く生活。

昨日は夕方銀座に出て、教文館や山野楽器でいろいろ見たのだけど欲しいものがなく、内堀通りを東京駅の方に歩いて八重洲ブックセンターでいろいろ本を見ていた。書きたいものは何なんだろう、というのが最近の私のテーマになっている。言葉を替えて言えばネタ探し、ということになるかもしれないが、ネタというにはもっと大きいものだから、テーマという感じだ。横田一敏『ファッションの二十世紀』を買ったのだが、なかなか面白い。フランスの歴史とパリを中心としたファッションの歴史が簡潔に書かれている。


ファッションの二十世紀 (集英社新書 466B) (集英社新書 466B)
横田 一敏
集英社

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今朝書棚を見て、他の本の上に横においてあったいくつかの本を片付けようとして『ラ・ロシュフーコー傳説』が目に入った。読んでいたときの充実が甦った。フランスの歴史物を読むときに感じる充実というものが私の中にある。やはりフランスの歴史に取り組むことに、自分の中には義務感のようなものがあるのだなと思う。

郵便ポストの中にサイバーエージェントからのクロネコメールが届いていた。FXの口座も一応あるので(今は休止状態だが)帰ってから開けてみたら、大相撲の番付表が入っていた。私は普天王のブログを読んでいて、「番付表プレゼント」に応募したのが当選したのだ。秋場所のものなので空白があったり理事長が北の湖だったりするが、番付というものを手に入れたことがそもそも初めてなのでとても嬉しい。普天王の判入りだ。

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