忙しい一日

Posted at 08/08/15

一昨日。仕事を終えて帰ると上の妹が娘を二人連れて帰省していて、帰るなり誕生日おめでとうといってくれた。ケーキが用意されていて、ささやかな誕生会。まあ46回目なんて物はそんなものだろう。

昨日。朝妹と墓参りに行く。道すがらいろいろな話をしたが、父の様子など。普段近くにいるのは私だけなので、いろいろな変化やどういう考えで臨んでいるかなど話をした。かえって父に愉気、職場に行って資源物のゴミ出し、帰ってきて朝食。妹の上の娘が区の派遣でカナダに行っていたのでその写真をスライドショーで見た。アメリカによく似ているところが多く、懐かしい感じがした。

部屋に戻って用意、親戚の人が来て少し挨拶。やはりこういうときはお盆だ。11時31分の特急で松本へ。駅構内のヴィドフランスで昼食、コインロッカーを探すのに手間取り、時間がきつくなったが、私鉄でぎりぎり間に合うことが分かり、それに乗って整体の講習会へ。

講習会、と銘打っている会に参加するのは初めてだが、いつもよりじっくり愉気に取り組んで、体がきつくなってくることも含めていろいろ勉強になった感じ。いつもと違うことは最後に脊椎行気をやったことか。全体にフランクな感じで、じっくり落ち着いて出来た感じ。思いがけず親戚の人が来ていて、挨拶する。

5時前に終わり、松本まで歩いて特急の予約状況を見ると何本か指定は満席。どうしようか迷っているうちに一本逃してしまった。近くの喫茶店で一服し、夕食の買い物をして本屋で立ち読み。金谷治『淮南子の思想』(講談社学術文庫、)を買う。わりと肩が凝らずに読める読み物という感じ。『淮南子』という書物については昔から名前は知ってはいたがどういう内容かいまいちよく分からなかったので、気分転換くらいに読んで見ることにした。漢の帝室の一族である淮南王の文化サロンに集まった人たちの書いたものを集めた雑多な内容の本らしいが、思想的には老荘だという。淮南王の悲劇的な経歴もまた興味深い物で、ある意味エンターテイメントとして読めた。自分にとってエンターテイメントというのはこういうものかもしれないと思う。現在38/254ページ。

淮南子の思想―老荘的世界 (講談社学術文庫)
金谷 治
講談社

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帰りは18時35分発の特急。指定は取れなかったので自由席。始発なのでゆっくり座れた。夕食を取り、本を読み、眠くなったら寝る。途中で隣の席が塞がったが、親戚がやっている土産物屋の袋を持った人で、きっといい人に違いないと思った。大学生の頃、私もそこでバイトしたことがあった。車中は冷房がものすごく効いていて、ずっと長袖シャツの上にジャケットを着ていた。

東京に戻ると、暑い。しかし冷房病の後遺症であまり汗が出ず。風呂に入り、オリンピックの特集など見ているうちに寝てしまった。朝起きて、右の鼻が少し詰まっている感じ。冷房はやはり堪える。

13日の誕生日、日本は金銀銅。女子柔道の上野、フェンシングの太田、200バタの松田。それぞれ物語のある選手たちで素晴らしいが、特にフェンシングで日本初のメダルを取った太田の功績は大きいだろう。大学生の頃友人がフェンシングをやっていたが、本当にマイナーなスポーツで、彼から少し競技の特徴を聞いたが何だか不思議なものだなと思っていた。あれから25年以上経つ。素晴らしいことだ。

14日は北島の二つ目の金。圧勝。大きなニュースは体操男子個人総合の内村の銀だろう。最初は種目別だと思っていたが、総合で銀だとは知らなかった。新しい採点方式で、一つの種目でミスっても後で取り返せるようになったことがよかったのかなと思う。鞍馬の失敗は残念だったが、他の種目は何だかすごい物だった。ロンドンで金、が取れるといい。
それにしてもいろいろと忙しい一日だった。今日は終戦の日。毎年恒例のところに出かけようと思う。

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