大坂夏の陣/谷川俊太郎『minimal』

Posted at 08/06/26

昨日。午後から夜にかけて仕事。最近朝早く起きているせいか、仕事の後半になると足がだるくなったり辛くなったりすることが多い。昨日は7時前からずっとそんな感じだったが、何とか持った。

夕食を食べながら『そのとき歴史が動いた』を見る。大坂夏の陣で民衆の受けた被害、というのは今までそういうことがあった、ということしか知らなかったので、非常に興味深く見た。近郊の農村でも徳川方につくものと豊臣方につくものがあって地域社会に亀裂が走ったりしたらしい。また紀州で一揆をおこして大坂とのあいだで徳川を挟み撃ちにする作戦があったということも初めて知ったと思う。大坂市中での略奪や暴行などについてはもりもと崇がマンガの中で書いていたが、元禄というのがこのときから数十年後に過ぎないということを考えると、大坂の復興もまた早いし陰翳を帯びたものであったということがよく了解できる。

今朝は4時過ぎに眼が覚めたが、体調を考えて二度寝した。6時に起きて敷きっぱなしだったホットカーペットを畳んで仕舞い、ゆっくりと活元運動をしてモーニングページを書き、朝食を取って松本に出かけた。今日は操法を受けたのだが、腹の調子が悪かったといわれた。やはりそうだったか、どれが原因なのか分らない不調が続いていたのだけど、腹かやはり。よくなるはずだとのことなので一安心。松本まで歩き、電車がないので特急に乗って地元に戻る。

昨日は『ランドリオール』の12巻の発売日なので、もう並んでいるかと思い駅前の書店に寄ってみたがまだ並んでいなかった。うちに帰ってきて谷川俊太郎『minimal』の続きを読む。今日の電車の中でも読んでいた。読了した。

minimal
谷川 俊太郎
思潮社

このアイテムの詳細を見る

私はこの詩集はすごく好感を持った。非常に一行の短い三行の連をいくつか連ねて書かれた詩たち。それにそれぞれ英訳がつけられていて、英語で読んでみるとまた味わいが深くなる、という構成。これはいい。一部、訳がちょっと変なのではないかと思うものもあったが、それも含めて面白いと思った。

今日は暑からず寒からずなのだけど、外を歩けば少し汗ばむ。もう六月も終わり。もうすぐ本格的な夏が来る。


月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday