ビートルズ・ナイト/土間で鍬に楔を打ち込む

Posted at 08/05/23

昨日。夜は忙しかった。帰宅したのは10時半過ぎ。それから食事、入浴後、ぼおっとテレビを見ていたら1時過ぎ。寝たのは2時になっていた。


見ていた番組はBS熱中夜話『ビートルズ・ナイト』。ビートルズマニアみたいな人がたくさん集まり、コピーバンドやらなんやら、豪い騒ぎだった。ビートルズに関しては私も一定は詳しいつもりだったが、マニアックな情報が飛び交って上には上がいるものと舌を巻いた。

オノ・ヨーコはレコーディングのときもジョンの隣にいてみんな不機嫌だったとか、ホワイトアルバムを作っているときにメンバーの仲違いに嫌気がさしたリンゴが行方不明になり、「Back in the USSR」のドラムはポールが叩いているとか、知らない話がたくさんあった。リンゴのドラム、ジョンのリズムギターは真似が難しい、と鈴木慶一が言っていたが、確かにそうだ。私も大学のときバンドで「All my loving」のサイドギターを弾いたことがあるが、どんなふうに真似してもああいう音にならず、適当にお茶を濁してしまった思い出がある。私は中学高校のときはビートルズ一色だったのだけど、最近全然そういう話題から遠かったので、こういう話も楽しめた。

起床5時過ぎ。少し活元運動をして、モーニングページを書き、職場の掃除に出かけ、連絡を取る人に伝言を書いていたら朝食の時間に遅れた。父に愉気し、朝食を取ったあと鍬に新しい楔を入れてくれといわれて玄関の土間で柄を鉋で削ったり木槌で叩き入れたりしていたら、伝言を書いた相手が自宅まで来てくれて玄関で立ち話になった。ついでに楔の入れ方を聞くと、木の楔なら使う前に水に40分くらい漬けて楔を膨らますことで抜けにくくする、ということを教えてくれた。田舎の人の会話みたいでおかしかったが、いや、田舎の人なのだ。

そのあと、午前中はTo Doをやっているうちに過ぎてしまった。そのひとつが、昨日気になった『現象学』の『現象』とはどういう意味か、ということを調べようと思っていたことなのだけど、結局は人間は世界をどうやって認識するか、という話で、感知という行為によって意識されたもの、すなわちそういう現象は、世界の実存在そのものではない、という区別を厳密につける、ということでいいのだろうか。意識そのもの、認識そのものを対象にして分析していくのが現象学、ということでいいのかな。昔っからこの当たりすごく分りにくくて困っているのだけど。

午前中はもう少し、詩のこととか書こうと思ったのだけど、どうも書くことより動くことのほうに気が取られてしまってなかなか書けなかった。

とりあえず読みきったものの書名だけ書いておこう。島田奈都子詩集『恥部』と『情報は一冊のノートにまとめなさい』。午後は少し落ち着いて本でも読み、上記の感想も書けたら書きたいと思う。

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