結びの一番で座布団乱舞/食品の砂糖使用率/カード明細の整理
Posted at 08/05/12 PermaLink» Tweet
とにかく昨日は寒かった。やることなすこと、急ブレーキがかけられた感じ。千葉市美術館に行こうと思っていたのだけど、なんだか調子を崩しそうな気がして取りやめてしまった。昼前に友だちから電話がかかってきて大岩オスカールの話などし、少しものを書いたが午後は疲れてあまり何もできず。夕方からぼんやりと相撲を見たり『宗像教授伝奇考』3集を読んだり、『カラマーゾフの兄弟』4巻を読んだり。は、と思ってテレビをつけなおしたらちょうど横綱戦。稀勢の里の気合がすごい。立合いで朝青龍にがんとぶつかると、最後は横綱が腰砕けになった。座布団乱舞。私も思わず「やった!」と叫んでしまった。勝利者インタビューでも稀勢の里は鼻息が荒かった。いいものを見たという感じ。
夜になってから食糧を買出しに西友に出かけた。砂糖の入っていない食品を探してみようと思い立ち、原材料を意識して探して見ると、加工食品は相当多くのものが砂糖が含まれていることがわかって少し驚いた。「ふりかけ」を買おうとしたのだが、「のりたま」をはじめすべて含まれている。お茶漬けも同様。海苔なら、と思ってみたら味付け海苔にも砂糖が含まれていたので、焼き海苔を買った。納豆は、と思ったらすべての納豆の「たれ」に砂糖が含まれている。和食のたれがかかってる系のものは全て味付けに砂糖が使われてるだろうし、フライならいいかと思っって買ったのだけれど、考えてみたらウスターソースにも砂糖が含まれている。もうそれだけはいいことにした。
実際、私たちの味覚がいかに砂糖の味に慣らされているかということを発見すると驚く。ここしばらくの間、おはぎやチョコレートがないと耐えられない感じになっていたのでちょっとこれはよくないんじゃないかと思っていたのだけど、最近は胃ではなく頭が食べたがっているだけのようになってきていたので、しばらく少なくとも少なめに、少なくとも自分からは食べないようにしておこうと思う。
カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)亀山 郁夫,ドストエフスキー光文社このアイテムの詳細を見る |
『カラマーゾフの兄弟』は4巻62/700ページ。新しいエピソードが始まっていて、なじむのに少し時間がかかりそうだ。ここからは新しい世代の話、というような位置づけだろうかと思う。アリョーシャが還俗し、フロックコートの美青年に変わっているというのがなんだか嵐の予感を感じる。
宗像教授伝奇考 3 (3) (ビッグコミックススペシャル)星野 之宣小学館このアイテムの詳細を見る |
『宗像教授伝奇考』3集。松浦佐用姫と河口堰の話をミックスした物、牛頭天王と狂牛病の話など、現代の社会的話題と伝説を組み合わせた物が2作品。スサノオ伝説と瓜子姫と天邪鬼伝説、これは諸星大二郎も扱っているので影響が強いなとは思ったが、もちろんまったく別の話になっている。『酒呑童子異聞』は大江山の鬼伝説は新興の武士階級の台頭への怖れを扱ったもの、という解釈。他の話と違って事件は起きず、宗像が118歳を超えるという超人的な修行僧と逢魔が時に出会う、というストーリー。1集、2集に比べてだいぶストーリー展開がこなれてきた感じがする。
夜はN響アワーなど見ているうちに眠くなり、10時過ぎに就寝。起床は5時過ぎ。お金の出納をつけているうちにクレジットカードの明細を見たくなって探すが、なかなかみつからない。一つの箱に全部ぶち込むようにしてあるので、何年分も堆積していてなかなか探せない。思いついて、A4の封筒に年度ごとに分けて入れてみることにした。とりあえず必要なのは今年度分だけど。これは案外使いやすそうだ。カードや公共料金領収書の種類ごとに集めておくとどの年度から前は用済み、と考えるときにまた手間がかかる。年度ごとに考えておけば、今年度分のは捨てないで済むし、古い年度のは適当に処理する気になるだろうし、これはわりあい合理的かと思った。同じカードの記録、という縦糸だけでなく、同じ年度の記録、という横糸でも整理したほうがもちろんいいのだが、あまり細かくすると現実問題としてやりきれない。(たとえば順番にファイルするとかは結構やりきれない)1年単位で前後不問に突っ込む、というのが私の性格から言ったらちょうどいいくらいだと思った。
カテゴリ
- Bookstore Review (17)
- からだ (237)
- ご報告 (2)
- アニメーション (211)
- アンジェラ・アキ (15)
- アート (431)
- イベント (7)
- コミュニケーション (2)
- テレビ番組など (70)
- ネット、ウェブ (139)
- ファッション (55)
- マンガ (840)
- 創作ノート (669)
- 大人 (53)
- 女性 (23)
- 小説習作 (4)
- 少年 (29)
- 散歩・街歩き (297)
- 文学 (262)
- 映画 (105)
- 時事・国内 (365)
- 時事・海外 (218)
- 歴史諸々 (254)
- 民話・神話・伝説 (31)
- 生け花 (27)
- 男性 (32)
- 私の考えていること (1052)
- 舞台・ステージ (54)
- 詩 (82)
- 読みたい言葉、書きたい言葉 (6)
- 読書ノート (1582)
- 野球 (36)
- 雑記 (2225)
- 音楽 (205)
月別アーカイブ
- 2023年09月 (19)
- 2023年08月 (31)
- 2023年07月 (32)
- 2023年06月 (31)
- 2023年05月 (31)
- 2023年04月 (29)
- 2023年03月 (30)
- 2023年02月 (28)
- 2023年01月 (31)
- 2022年12月 (32)
- 2022年11月 (30)
- 2022年10月 (32)
- 2022年09月 (31)
- 2022年08月 (32)
- 2022年07月 (31)
- 2022年06月 (30)
- 2022年05月 (31)
- 2022年04月 (31)
- 2022年03月 (31)
- 2022年02月 (27)
- 2022年01月 (30)
- 2021年12月 (30)
- 2021年11月 (29)
- 2021年10月 (15)
- 2021年09月 (12)
- 2021年08月 (9)
- 2021年07月 (18)
- 2021年06月 (18)
- 2021年05月 (20)
- 2021年04月 (16)
- 2021年03月 (25)
- 2021年02月 (24)
- 2021年01月 (23)
- 2020年12月 (20)
- 2020年11月 (12)
- 2020年10月 (13)
- 2020年09月 (17)
- 2020年08月 (15)
- 2020年07月 (27)
- 2020年06月 (31)
- 2020年05月 (22)
- 2020年03月 (4)
- 2020年02月 (1)
- 2020年01月 (1)
- 2019年12月 (3)
- 2019年11月 (24)
- 2019年10月 (28)
- 2019年09月 (24)
- 2019年08月 (17)
- 2019年07月 (18)
- 2019年06月 (27)
- 2019年05月 (32)
- 2019年04月 (33)
- 2019年03月 (32)
- 2019年02月 (29)
- 2019年01月 (18)
- 2018年12月 (12)
- 2018年11月 (13)
- 2018年10月 (13)
- 2018年07月 (27)
- 2018年06月 (8)
- 2018年05月 (12)
- 2018年04月 (7)
- 2018年03月 (3)
- 2018年02月 (6)
- 2018年01月 (12)
- 2017年12月 (26)
- 2017年11月 (1)
- 2017年10月 (5)
- 2017年09月 (14)
- 2017年08月 (9)
- 2017年07月 (6)
- 2017年06月 (15)
- 2017年05月 (12)
- 2017年04月 (10)
- 2017年03月 (2)
- 2017年01月 (3)
- 2016年12月 (2)
- 2016年11月 (1)
- 2016年08月 (9)
- 2016年07月 (25)
- 2016年06月 (17)
- 2016年04月 (4)
- 2016年03月 (2)
- 2016年02月 (5)
- 2016年01月 (2)
- 2015年10月 (1)
- 2015年08月 (1)
- 2015年06月 (3)
- 2015年05月 (2)
- 2015年04月 (2)
- 2015年03月 (5)
- 2014年12月 (5)
- 2014年11月 (1)
- 2014年10月 (1)
- 2014年09月 (6)
- 2014年08月 (2)
- 2014年07月 (9)
- 2014年06月 (3)
- 2014年05月 (11)
- 2014年04月 (12)
- 2014年03月 (34)
- 2014年02月 (35)
- 2014年01月 (36)
- 2013年12月 (28)
- 2013年11月 (25)
- 2013年10月 (28)
- 2013年09月 (23)
- 2013年08月 (21)
- 2013年07月 (29)
- 2013年06月 (18)
- 2013年05月 (10)
- 2013年04月 (16)
- 2013年03月 (21)
- 2013年02月 (21)
- 2013年01月 (21)
- 2012年12月 (17)
- 2012年11月 (21)
- 2012年10月 (23)
- 2012年09月 (16)
- 2012年08月 (26)
- 2012年07月 (26)
- 2012年06月 (19)
- 2012年05月 (13)
- 2012年04月 (19)
- 2012年03月 (28)
- 2012年02月 (25)
- 2012年01月 (21)
- 2011年12月 (31)
- 2011年11月 (28)
- 2011年10月 (29)
- 2011年09月 (25)
- 2011年08月 (30)
- 2011年07月 (31)
- 2011年06月 (29)
- 2011年05月 (32)
- 2011年04月 (27)
- 2011年03月 (22)
- 2011年02月 (25)
- 2011年01月 (32)
- 2010年12月 (33)
- 2010年11月 (29)
- 2010年10月 (30)
- 2010年09月 (30)
- 2010年08月 (28)
- 2010年07月 (24)
- 2010年06月 (26)
- 2010年05月 (30)
- 2010年04月 (30)
- 2010年03月 (30)
- 2010年02月 (29)
- 2010年01月 (30)
- 2009年12月 (27)
- 2009年11月 (28)
- 2009年10月 (31)
- 2009年09月 (31)
- 2009年08月 (31)
- 2009年07月 (28)
- 2009年06月 (28)
- 2009年05月 (32)
- 2009年04月 (28)
- 2009年03月 (31)
- 2009年02月 (28)
- 2009年01月 (32)
- 2008年12月 (31)
- 2008年11月 (29)
- 2008年10月 (30)
- 2008年09月 (31)
- 2008年08月 (27)
- 2008年07月 (33)
- 2008年06月 (30)
- 2008年05月 (32)
- 2008年04月 (29)
- 2008年03月 (30)
- 2008年02月 (26)
- 2008年01月 (24)
- 2007年12月 (23)
- 2007年11月 (25)
- 2007年10月 (30)
- 2007年09月 (35)
- 2007年08月 (37)
- 2007年07月 (42)
- 2007年06月 (36)
- 2007年05月 (45)
- 2007年04月 (40)
- 2007年03月 (41)
- 2007年02月 (37)
- 2007年01月 (32)
- 2006年12月 (43)
- 2006年11月 (36)
- 2006年10月 (43)
- 2006年09月 (42)
- 2006年08月 (32)
- 2006年07月 (40)
- 2006年06月 (43)
- 2006年05月 (30)
- 2006年04月 (32)
- 2006年03月 (40)
- 2006年02月 (33)
- 2006年01月 (40)
- 2005年12月 (37)
- 2005年11月 (40)
- 2005年10月 (34)
- 2005年09月 (39)
- 2005年08月 (46)
- 2005年07月 (49)
- 2005年06月 (21)
フィード
Powered by Movable Type
Template by MTテンプレートDB
Supported by Movable Type入門