昭和の皇后陛下を思い出す/モバイルSUICAにする
Posted at 08/03/25 PermaLink» Tweet
雨の月曜日。朝は日記を書いたりしていたけど、10時前に出かけて、銀行でお金の出し入れ。駅前のレンタルビデオショップで小津安二郎『東京物語』を借りる。
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これは奈良裕明『長編小説のかたち』で紹介されていたもの。日本の名作と言われる映画は今まであまり見てなかったのだが、キャストが豪華で驚いた。まだ12分ぶん位しか見ていないが、笠智衆、東山千栄子、香川京子、山村聡、杉村春子、中村伸郎、東野栄治郎、そして原節子。後の大御所や、伝説の美人女優といった人が綺羅星の如く並んでいる。その中で笠智衆がこのころ(昭和28年)既に老人役をやっていたというのもなんだかすごい。
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まだ少ししか見ていないから感想らしきものは書けないが、一番印象に残ったのは東山千栄子の「とみ」役。なんだか香淳皇后(昭和天皇の皇后)を思い出してしまった。ああいうふくよかなおおどかな笑顔だったなあと。
しかし、見たのは帰ったあとで、そのときは駅からそのまま日本橋に出て、丸善で無地のノートを買い、銀座まで歩いた。雨は上がりそうになったりまた降って来たり。春の雨。
銀座では教文館によって本を物色し、『小説新潮』4月号を買う。これは「今日から日記を書くために」という特集があって、作家の日記がいろいろ掲載されていた。真山仁「プライド」という小説を読んだ。50枚程度か。食品の偽装表示をテーマにうまくまとまっている作品だと思った。
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ラーメンが食べたくなって松屋の地下で何かないかと探したが、結局健康フーズの自然食っぽいインスタントラーメンを3つ買う。そのまま帰宅し、食事にしたが少し食べ過ぎた。
午後は野口晴哉『体運動の構造』第2巻、『長編小説のかたち』、「今日から日記を書くために」、などを読み、『東京物語』を少し見る。日曜日のお礼状を書こうと思って便箋かカードを買おうと思い立ち、その前に夕食用の海老かつバーガーを買いに行って帰ると郵便受けにびゅうSUICAの利用明細が入っていて、それを見ているうちにモバイルSUICAに登録しようという気になって作業していたらmicroSDカードがないと出来ないということが判明し、裏にあるヤマダ電機に買いに行く。1Gが一番リーズナブルな気がしたので半分はポイントを使って購入。帰ってきてセットしたら案外簡単に出来た。これでちゃんと乗れるのか確かめようと思い、カードを買いに出かける。あ、出来た。なるほど簡単だ。
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丸の内の丸善で本を物色しつつカードを何枚か買う。帰ってきて夕食。また少し食べ過ぎた。残さないように食べるという習慣はなかなかなくならない。過ごしそうなら食べないという勇気が必要だ。夜はなんとなく9時のニュースから『シルクロード』を見、お礼状を何枚か書いていたら日付が変わっていた。
今朝は起床5時。少し布団の中でぐずぐずしたが外がいい天気なので朝日を見に出かける。ちょうど荒川手前の袖ヶ浦で朝日を拝めた。帰りにビックコミックを買う。いわしげ孝「単身花日」の展開が気になっていた。なるほどこうなったか。くうう。そのほか、「華中華」「築地魚河岸三代目」「黄金のラフ」「中春こまわり君」「宗像教授異考録」「ゴルゴ13」「太陽の黙示録」などなかなか面白かった。
特に、「太陽の黙示録」の仕掛けにようやく気がついた。これは三国志なのだ。主人公が柳舷一郎。すなわち劉備玄徳だ。姓と名に一字ずつ重ね合わせられる文字がある。二人のライバルが宗方操と孫市、すなわち曹操と孫権だ。仲間になるのが羽田遼太郎と張宗元、すなわち関羽と張飛。そしてつい最近登場した軍師的存在が葛城亮、すなわち諸葛亮孔明だ。今まで長い間読んでいたけどそれには気がつかなかったのだけど、この号で張と葛城が対立し、そこで舷一郎が「500万人の日本人の帰還」という大義を掲げて張を押し止めたところでどこかで読んだ話だなと思い出し、三国志だ、と気づいたわけだ。そうなるとこれから孫市と連合して宗方と赤壁の戦いみたいなことが起こるのか?ちょっと期待される。
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