友だち

昨日。お昼ころある友達から電話がかかってきて料理人・辻嘉一やバレエの話など。2時前に出かけ、有楽町の交通会館から銀座の教文館、木挽町の鳴神を梯子。久しぶりに会ったさる友達と話す。それぞれいろいろ大変だったね、という話をしたり、お互いの間の行き違いについて話したり。こちらの思っていることと向こうの思っていることがかなり違うままになってしまうことってあるんだなと思う。それも会わなければ分からなかったこと。

鳴神は久しぶり。宇治茶を注文。干菓子がついた気がしたが気のせいだった。でもまろやかで美味しいお茶。2時間と少し、久しぶりに長い時間話をした。

有楽町の駅前で別れ、銀座に戻ろうと思ったけど思いなおして東京フォーラムへ。あのガラスの舟形の建物を通り抜けたくなった。丸の内南口の前から新丸ビルへ行き、地下の成城石井で夕食を買う。オアゾの丸善に出て本を探し、『モーリス・ベジャール回想録　―誰の人生か？―自伝Ⅱ』（劇書房、1999）を買う。1995年のクリスマスの記述から始まる、映画のような自伝。とても幻想的で、なるほど日ごろからこういうことを考えているからああいう振り付けが出来るのだと改めて感じ入る。期待できそうだ。

モーリス・ベジャール回想録―誰の人生か? 自伝2 モーリス ベジャール 劇書房 このアイテムの詳細を見る