福音／変化

昨日今日といろいろあったが、とりあえず今は解決。

昨日から『動く骨（こつ）』を読んでいるが、面白い。この本は私にとっては福音になりそうだ。

動く骨(コツ)―動きが劇的に変わる体幹内操法
栢野忠夫
スキージャーナル

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今年はずっと腰の調子が悪い。いつぎっくり腰を起こすかひやひやしている感じなのだが、この本の「体幹内操法」の基本操法の準備、肩甲骨をしめながら下に落として恥骨結合の方向に引くというのをやってみたら、それだけで腰と腹（腹筋）の具合がかなり改善された。本当にからだの意識の仕方の問題だったんだなと思う。

で、この意識の仕方というのがどうも、『テレプシコーラ』に出てきたバレエの立ち方と共通するものがあるように思う。つまりこの立ち方がいわゆるアン・ドゥオール（外股）の立ち方になるようだ。『動く骨』のなかではソシアルダンス関係の人のコメントがたくさん出てくるが、バレエにも共通する体の使い方なのだなと思った。

というように、この本は本来スポーツ関係の人向けの本なのだが、一般の人にとっても有効な部分が大きいように思う。読んだ感じはめんどくさそうで難しそうなのだが、実際に実践してみるとそうでもない。かなり食わず嫌いの人が出そうだが、結構多くの人に役に立つのではないかという気がする。

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昨日は午前中に出発し、12時の特急で帰郷。オアゾの丸善で上田篤『庭と日本人』（新潮新書、2008）を買う。

庭と日本人 (新潮新書 246)
上田篤
新潮社

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庭と園の違い、庭は神を迎える場所で、園は楽しむ場所だ、というような指摘がいろいろあってなかなか刺激的。細部では？と思うこともいくつかあるが、全体的には面白い本だと思う。現在104ページ。

車中では上記の本と『オバマ語録』を最後まで読む。予備選でもワシントンDC周辺の諸州で勝利を収め、代議員数でもついにヒラリーを上回ったらしい。これはもう流れが出来たと言っていいのではないか。アメリカのパワーエリートも既にこの路線を承認したのではないかという気がする。読了。あとは予備選中の言動、本選挙から就任演説なども含め、この本との異同について注目していきたいと思う。彼が大統領になったら、確かにアメリカは変わったと多くの人が思うだろう。